満足度★★★★★
名曲。
舞台って結局・・・
脚本・演出・役者の三者が揃ってこそちゃんとした作品として出来上がるんだなと思った。
それって結局・・・
音楽が歌詞・曲・歌手の三者が作り出すのとおんなじことなんだなとも思った。
そういった意味で今回、ボス村松は意外と脚本の面でイケていたんだなと、音楽で言えば、歌詞は上手で曲はそこそこ、で歌はジャイアンなんだなと、はっきりとわかった。
まぁ映画版のジャイアンだ。
もしくはキラキラしたジャイアンだ。
なにしろ演出の手が加わったことでの作品の完成度が素晴らしかった。
うわっ、ここかっこいい、ってシーンが何回もあった。
ゾクゾクした。
なにこのF#mからのG#m・・・みたいな。
なんとも気持ちのいい流れが何度もあった。
良かった。
すごく良かった。
まじかよ!ってくらい良かった。
実はもうひとりの脚本を書く方のほうがとても好きで、けれど、よくも悪くもムラマツベスさん頼みな部分があったのに対し、今回意外とそうじゃなくてもいけるんだなと、劇団としての新たな可能性を見せられた気がした。
名曲だった。
2013/05/23 08:24
ボス村松の脚本力を評価する素材としては、ゲタを履かされている状態でございます。
でも、楽しんでいただけたのが、何よりの喜びです。
次こそはこれを超える脚本を書いて、
ちょっと山本タカのいいところをパクって、
若干しゃんとしたところ多めの、ジャイアン芝居を作ろうと思います。