けつあごのゴメス【全公演終演しました!!たくさんのご来場ありがとうございました!!!!】 公演情報 けつあごのゴメス【全公演終演しました!!たくさんのご来場ありがとうございました!!!!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 20件中
  • 満足度★★★★

    会場をダイナミックに使った演出が印象的
    複数の流れが収束してクライマックスに向かう王道の構造に、20年前の初演からそのまま残したが故に世代限定となってしまったネタも含む笑いをまぶし、会場をダイナミックに使う演出で仕上げた佳作。
    赤い幕の使い方、幕の引き方もイイ感じ。

  • 満足度★★★

    バカバカしさは少し抑え目かな
    演出家が違うからか、いつもより笑いやバカバカしさは抑え目だったかな。でもまあ、なかなかに熱い男達でした。面白かったです。
    しかし、小山まり男達に負けてないあの存在感は凄かったな。

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい
    その一言につきる。
    非常に私好みで、大満足だ。

  • 満足度★★★★★

    男くささを堪能
    とにかくエネルギッシュで勢いのある舞台でした。
    盛んに動線を入れ替えながらの激しい長台詞の応酬。たっぷり取られた緊張感みなぎる沈黙。メリハリすげー。
    すみずみまで計算し尽くされた演出でしたが、それを感じさせないくらいの熱気にあふれていました。

    みなさん言われていることですが、アンサンブルの使い方のみごとさ。圧倒的な熱量にどっぷり浸れる。快感。開演3分で、この街が闘牛の街なんだということを五感で信じさせてくれました。

    初見、ぱっと見ばらばらなストーリーが繋がっていくまでが少し長く感じました。

    安藤さんのオシャレな会話センスと身体能力、村松かずおさんの演技の説得力、牛への愛にしびれました。

  • 満足度★★★★★

    新生鋼鉄村松。
    鋼鉄村松さんの本公演は「二手目8七飛車成り戦法」を拝見していて、面白くはあったのですが、正直に言うと、客演に後藤くんや一橋くんを起用していてもセンスがやはり彼らより一世代上だなと感じてしまってました。が。

    今回、山本タカさんの演出が臆することなく一回り上の役者さんたちを魅力的に繰っていて、鋼鉄村松という劇団を実に若々しくスタイリッシュに魅せてくれたことに感動(しかも元々の劇団の魅力も失わずに)。雄々しいのに汗臭くなく、ボスさんやベスさんってこんなにかっこよかったっけ、と思わされるほどでした。

    そして、最近はコントでの拝見が多かった安藤理樹さんが飛び抜けて素晴らしく。コミカルで愛らしいのに、じわじわと妹を、そして観客を追い詰めていく様に目を見張りました。面白いのに怖くて、そして哀しくて。アフタートークで伺った、ボスが惚れ込んでオファーしたとの経緯も納得です。

    ネタバレBOX

    「布!」のシーンが大爆笑でした。なんでそんなに面白いんでしょう安藤さんは(笑)

    アフターイベントのPLAT-formanceのスピンオフコントは、妹のためにピアノを買いに行ったお店での出来事。実はあのピアノ、ただで手に入れてたのですね・・・笑
  • 満足度★★★★

    書き手と演出の幸せな出会い
    戯曲に盛り込まれたいろんな遊びや踏み出しが、
    演出の刹那ごとの研ぎ方によって、
    舞台をベタにするのではなく、
    より高いテンションを与えていく。

    男優が多いことがむさ苦しさにならず、
    バラけることなくパワーとなり、シーンの密度や
    ぞくっとくるような圧力を作り出し、
    また、唯一の女優が、その色に埋もれることなく、
    凛としてビビッドに、ヒロインとして物語を支えて・・・。

    外部の演出家を招くことで、
    劇団のこれまでの芝居に、
    新たなテイストや緻密さが加わって、
    グルーブ感やペーソスに彩られた
    これまでとはまた、
    一味ことなる厚みをもった舞台を楽しむことができました。

    ネタバレBOX

    台本には、作り手独特のふらがあって、
    なにか国籍もあいまいだし、
    牛と人間の関係など、ファンタジーにまで踏み込んでいるし・・・。
    でも、この舞台にはそれをまるっと受け入れさせて、
    さらに作品の厚みにまで至らせる、
    表現の圧倒があって。
    客席中央の通路を駆け上がっていく
    様々な体躯の男たちの足音が、
    場内に熱を与えていく。
    光を背負う闘牛士のシェイプの美しさ、
    様々な時間のコントロールやミザンスの作りこみ・・。
    場の展開にもよどみがなく、
    次第に舞台がその質量で、観る側を舞台に引きこんでいく。

    遊び心もいろいろにあるのですが、
    作品としての節目というか見せ場が、
    端正に、しかもぎりぎりにまで研がれたメリハリとともに
    作られていて・・・。
    もし、理詰めで律儀な脚本にこの演出であったなら、
    舞台には白々しさや、
    あざとくうすっぺらい肌触りも生まれてしまったかもですが、
    そこに、この台本にたっぷり内包された、
    作家ならではのはみ出し方が生きる。
    恣意的にも思えるラフさが、
    この描き方で組みあがると、
    薄っぺらさが踵を返して、
    舞台の熱や厚みに大変身を遂げていくのです。

    さらには、刹那が混濁せず、奥行きがしなやかに垣間見えるから、
    たとえば、兄が牛になるということにしても、
    表層上の奇想天外を踏み越えて、
    寓意が舞台にしなやかにときほどかれていく。
    すると、観る側の曲に対する概念を一変させるような
    男たちの強烈な「ドナドナ」が、
    違和感を踏みこえて、
    ちょっと表現矛盾ですが鮮烈なペーソスを醸し出し、
    焼付くような印象となって
    観る側を凌駕していくのです。

    観ていくうちに、
    これは、実に幸せな作家と演出家の出会いだとおもった。

    役者たちも、ひとりずつが賑やかしにならず世界を背負っていて、
    見応えがありました。
    ただひとりの女優として、ヒロインを張った役者の、
    舞台を背負い切る足腰にはひたすら見入った。
    物語の密度や厚みに凛と立ち向かうような部分があって、
    でも、しなやかさを失うことがない・・・。
    この強さはとても魅力的で、
    でも、細微な想いの質感も丸まることなく
    伝わってくる。
    実は ちょっとしたハプニングがあったりもしたのですが、
    その対応が舞台の温度を醒めさせることなく、
    むしろ、観る側をより取り込んだりもして。

    また、客演の役者達にしても劇団員たちにしても、それぞれが、
    舞台の持ち場をがっつりと担保して、
    観る側を瞬時たりとも手放すことなく物語に閉じ込めてくれる。
    シーンの一つずつにしても、その重なりかたにしても、
    とてもよいリズムに裏打ちされた舞台でもあり、
    観ていて澱むことがなく
    後半にはグルーブ感すらやってくる。
    観終わった後の、充足感が半端ではありませんでした。

    劇団の歴史からすると
    最近の観客ではあるのですが、、
    それでも、作品ごとに、良い部分を失うことなく
    洗練の度合いをましているような気がして・・・。
    しかも、一色ではなく、いろんな色を醸し出す、
    フレキシビリティを感じるのも良い。

    今後の舞台にさらなる期待が生まれたことでした。
  • 満足度★★★★

    ちょいフラメンコおやじの圧倒的パワー
    客入れのBGMも素敵なフラメンコギターの音色、
    泥臭い現地の音ではなく、洗練されたアレンジのオサレな印象。
    そしてのっけから様々な年齢・体型の役者による熱いパフォーマンスに圧倒された。
    何だか久々に隙間なく滑舌の良い台詞を聴いた気がする。
    初・鋼鉄村松は、意外なボスのカッコ良さにびっくりしたし、
    “ベタ”と“洗練”のミックス加減が絶妙で振り切れた芝居がめちゃめちゃ楽しい。

    ネタバレBOX

    闘牛場を思わせる円形の舞台奥に左右対称の階段というシンプルな舞台。
    愛情を注ぎ自分を育ててくれた兄(安藤理樹)が
    ある日牛になってしまったというだけで(十分だと思うが)
    肉屋に売り飛ばした妹(小山まりあ)は、無敵の闘牛となった兄の復讐を怖れている。
    一方、彼女をめぐって貴族フリオ・カラス(ボス村松)と
    伝説の闘牛士ゴメスをしのぐとも言われるロドリゲス・ノノムラ(ムラマツベス)は
    ついに決闘する羽目に…。
    勝負はロドリゲス・ノノムラの勝利に終わり、彼は無敵の闘牛と対峙することになる。
    最高のマタドールと最強の牛の闘いは果たしてどちらが勝つのか…。

    紅一点の妹・中井ちゃん役の小山まりあさんが大健闘。
    パワーがあって振り切れた演技が、シュールな展開にもかかわらずさわやか。
    兄役の安藤理樹さんは、最近カムヰヤッセンやぬいぐるみハンターでも観たが
    今回もキレの良い動きと表現力豊かな台詞で魅力的なキャラを作っていて
    愛情深く思い込みの強い兄が牛になってしまった怒りと悲しみが感じられる。
    弁護士役の加藤ひろたかさん、狂言回しとしての役割も含め
    安藤さんとともに“若手細身イケメン”パートを担って軽やかだが
    声に力と華があって存在感大。

    肉屋の橋口克哉さん、あちこちで何度か見かけるが
    すごい存在感で、本当にブッチャーって感じ。
    牛役の多田無情さん、目が牛になっていてすごい。
    反芻するところなんか妙にリアルで哀しみさえ覚えた。

    演出の山本タカさんは20代前半だそうだが
    この(良い意味で)おじさん臭漂う作品をすごく洗練された舞台にしている。
    音楽の選択や、シルエットの表現、闘牛のシーン、
    思いっきり暑苦しいスパニッシュテイストの群舞などがとても素敵だ。
    「声を出すと気持ちいいの会」を観なくてはならぬ。

    私はオリジナルの鋼鉄村松を知らないが
    ベタなギャグやキャラクターで若干ノスタルジックなテイストを
    劇団のカラーを薄めることなくスタイリッシュに仕上げたという印象。
    ボス村松、ムラマツベスに、オリジナルのテイストを強く感じた。
    結成19年の劇団が演出を外部の若い人に委ねる勇気はすごいと思う。
    しかも大成功でしょ、比較出来ないくせに言っちゃうけど。

    いやー、村松一族すごいわ。
    おじさんの踏み鳴らす足音と「もぅ~」という雄叫びで
    今晩眠れないかもしれない。
  • 満足度★★★★★

    新進気鋭
    演出家が24才とは思えない緻密で計算されたであろう印象。話はとっちらかっているのに、最後には納得してしまうその凄さが凄い(?!)
    感動すらおぼえましたし。

    ネタバレBOX

    アフターイベントがこないだ観たPLAT-FORMANCEのスピンオフコント。客席後方で出演していた役者さんが内輪受けのように笑っていたのが残念でした。アフターイベントなのに本編の余韻がどっかいっちゃった。残念。
  • 満足度★★★


    出だしがかっこよい。
    「お、これはすごくおもしろいのでは」と見てるこちら側を高揚させるオープニングでした。足踏みやら声やらの音が。臨場感が。
    音ってすごいな。こう、要所要所で盛り上がりますよね。
    音って、空気が震えるんだなーというのを感じました。

    ただ私の笑いのツボにはまらなくて、そこが申し訳ない。
    笑いツボやネタがわかる人にとってはおもしろいんだろうなーと感じつつ「でも、私はわからないので笑えないなー」というおいてけぼり感がありました。

    なんかすごく「おもしろくなるだろう」感はあるんですが、いまひとつハマれなかったんです。私の心を引っかけるためのフックがちょっと手の届かない箇所にある感。「フックがそこにあるんだよ」って見えてるのに、私の背丈がチビなので、そこに手がぎりぎり届かない。背伸びしても届かないしっていう歯がゆさよ。

    フックがさっばり見えないお芝居もあるので「そこにあるのに、私の背丈が届かないので」というこの感覚は妙な気分でした。完全に私個人の問題ですが、このへん。

    「鋼鉄村松」さん。もう一回、別なものを見たいと思います。
    個人の問題で星は三つです。ツボがあう人にとっては星はもっと多いと思います。

    ネタバレBOX

    「ああ、こういうのが好きなんですね」っていうロマンティックのツボは伝わるのですが、私のツボはそこにない。
    決闘ってないわー。
    ナカイチャンが中途半端に悪いっていう部分に乗り切れず。もっと振り切った悪女か、じゃなきゃ善人のままでもよかったなー(私の好みの問題で)。
    笑いどころのツボも違う。
    私は猫が好きなので猫の扱いに不満(笑)。

    でもピアノを巡る兄と妹のやりとりとか、牛のあたりは好きです。
    ドナドナ。あああああって。牛については好きだなあ。

    前作も思ったんですが「これ、小説で読みたいな」って感じました。
    なんでだろう。


    きっといつか感性の違う私を「おお、これだったのか」と笑わせて泣かせてくれるのではないかというような熱さというかエモーションは感じました。
  • 満足度★★★★★

    なるほど!
    ここを書こうとやってきて、下のぱち太さんのタイトルを見て膝を打ちました。
    「哀しみのコルドバ」 なんかデジャヴあると思ったら、ミネちゃんとマイマイで観た星組のあれだー!(笑)
    って、どこかにそういうことが書いてあったんですか?
    知りませんでしたが、すごく納得しました。

    ワタシ的にはとても面白かったです。
    本格闘牛グランドロマンと言うだけあって、ちゃんと愛の話になっていました。それがドロドロと絡み合っていて、宝塚と昼メロと70年代少女漫画のミックスジュースぽくって美味しかった。
    ところどころ古いネタが混ざるのも、ワタシ的にはツボ。
    (ワタシ的にはを二度も連呼したのは、いくらかマニアックだと思うから)

    山本タカさんの演出はスタイリッシュでカッコよかった。
    男くさいグランドロマン。紅一点の小山まりあさんが可愛らしくて光っていました。

    ネタバレBOX

    その彼女が、よく考えたら結構ひどい奴(笑)というのもワタシ的にはツボだったんで、最後、変に感動的に盛り上がっちゃったのがむしろ残念 みたいな。
    最後の最後に兄がひょっこり帰ってきて、牛はやっぱり牛だったみたいなオチの方が好みです。←ない。

    一つだけ気になったのは、ネコに対する扱いがひどい。ぬいぐるみでも可哀想。公演終わったら、供養してくださいね。
  • 満足度★★★★★

    こ、これは!?
    不思議な化学反応を観た。ポケットで、2800円で、こんなにたくさんの人が出ていて、別に有名ではないけれど熱量を帯びた若者がいて、いい年のオッサンもいて・・・でも、そのそれぞれがいい味を出していました。

    ネタバレBOX

    スタイリッシュなセットや、スペインを感じさせる音楽が鋼鉄らしからぬでしたがそれもまたいい化学反応。
    ちょいネタが古いのは初演のままだからでしょうかね?気にはなりませんでいたけど。
    山本タカ・・・ちょっとこれからも気にしておいた方がいい演出家なのか?
  • 満足度★★★★★

    情熱と哀愁と
    役者の年齢幅がとても広く、いいオッサンから若者までが一つになっていて、ポケットの客席までを上手に使っている演出が冴えていた。

    ただの冗談の応酬のようなシーンの連続ではありましたが、気が付くと感動してしまう不思議な体験をさせてもらいました。

    ネタバレBOX

    弁護士役の方がとても誠実な印象でした。これからも期待したいです。
    貴族の方、意外とカッコ良かったです。惚れちゃうかもね。
  • 満足度★★★

    哀しみのコルドバ・・?
    全体としてはとても面白かったんだけど、後半はともかく前半が・・
    う~ん、なんとかならなかったのかな・・?

    ベースとなる原作があることが分かってきた後半あたりからは
    物語の違和感もだいぶやわらいだ・・(苦笑

    ちなみに宝塚はよく観るけど、
    気のせいか女性をかけて男性同士の決闘シーンというのを観た記憶が無い・・ってこともないか、と思ってたらなんとなくわかった・・コルドバというあたりから。

    「女性をめぐっての男同士の決闘がカッコ良いか?」
    というあたりは議論になると思う。

    自分はあまり日常では接する機会が無いが、
    「カッコ良い」
    と思ってる人たちもいるようである。

    そのような人たちと現実に接すると、
    何でもないことで必要以上に無用な恨みを買う恐れがあるため、
    少し派手に踊るとき以外はクラブの片隅で
    「私は透明人間」
    と念じながらひっそりと移動するときのようにして
    世の中を目立たないようにして渡っていくしかない。

    自分の感覚としては・・
    「カッコ悪い、というか最悪」
    というところになる。

    そういう意識が少しでも頭の中にあると・・
    ちょっと決闘シーンのくだりは楽しめないような気もする。

    今はそんな時代じゃないと思う。

    元の設定はともかく、こうした男性が女性に一方的に自分の感情を押し付けるシーンは少し変えた方が良いのではないかと思った。

    ちなみに帰宅してから、
    自分の感覚が変わってるのかと思い、
    お袋に舞台に登場した男性達の振る舞いについて一部かいつまんで説明し、
    感想を聴いてみたところ、
    「賢明とは言えないわね、素敵とは言えないと思う」
    と、自分が感想を言う前に言ってくれて、ちょっとほっとした(苦笑

    美女をかけて他の男と闘うなんていう展開は・・
    自分が、仮にどんなひと目で女の子を大事にしなさそうな奴でも
    「別にその人の方が好きなら良いんじゃない?」
    てすぐに思う人間なので(どんなのがその人の幸せなのかなんて他人には分かりようもない。選択でその意図を探るべきだし、失敗もまた人生には必要なのだと思う。好きなら黙って失敗から学ぶまで時間と距離をおいて見守って、それでも自分が必要ないなら黙って去ればいいと思う
    ハッキリ言って夢にも思わない(キッパリ

    子猫やちびっ子を助けるために虎と闘うくらいの方が
    自分には感情移入しやすかったなぁ・・(笑

    舞台全体が非常に臨場感のある展開だっただけに
    そこらへんの設定がちょっと残念だなと思った。

    こういうのは、宝塚の男役だから危険な男の魅力が溢れる訳で、
    それ以外の男性がやっても、ちょっと厳しいと思う・・。

  • SFCの城下町の夢夢夢に浸るノスタルジー還り
    スーパーファミコンのRPGのなにが思い出深いかって、城下町での賑わい・城下町という、大いなる権力のふもとで一人一人が武器売ったりかけっこしたり困ったりトランペット吹いたりっていう、それがゲーム画面だからごった煮のように密集しているあのファンファーレ感・このお芝居も一つの画面(舞台美術空間)で様々な人や心の行き来をめくるめく現す・だからゲームの城下町さながら、活気と悲鳴と情熱が交錯するも一つの視覚に集結する面白さ・脳内で場面場面の背景の画やそれぞれの持つ家の画とかフィールドマップが構築されていって楽しい広がり・品がいい・下品かと思ってたから裏切られた・コロシアムのサラウンドな歓声とか夢に浸れる臨場感・歓声っていいよね、言葉じゃなくて情景まるごと音にした!みたいなの浴びれる・フォーメーションや画作りがきっちりしてるのも品の良さ+城下町の夢に浸れる最重要性・演劇は夢の立ち上げが可能なことを久しぶりに思い出した

  • 満足度★★★★

    とにかくフザけた白昼夢のごとき舞台♫
    この暑苦しさが村松の魅力なのでしょうね(*゚▽゚*)
    あの牛と中井ちゃん、・・・・う~ん、頭から離れない。

  • 満足度★★★★

    中井ちゃん萌え!
    たった一人の女子、頑張ってました。

    ネタバレBOX

    兄が牛になってしまった中井ちゃん、部屋の中で糞垂れるので面倒見切れず肉屋に売ったらいつの間にか闘牛場の牛になっていて、それが滅法強くて勝ち続けていました。いずれ自分のところに復讐のために殺しにやって来ると恐れた中井ちゃん、一度この牛に負けたけどカッコいい闘牛士にもう一度戦って倒すように頼んで、結果は相討ちで、連勝中に牛が貯めたファイトマネーを受け取る受け取らないがあって、そう言えば途中で何か決闘があって、どうもその理由が末期がんで結局自殺みたいなものだったとかで、男の情熱とロマンに満ちたストーリーなんだかどうだか。

    牛が強そうな牛らしくて迫力ありました。

    そして何より、中井ちゃん役の小山まりあさんが可愛くて、コミカルな動きも大げさ過ぎず丁度いい具合でした。
  • 満足度★★★★

    感動!
    勢いのある舞台でした。
    ザ・ポケットの空間をうまく使って、劇場全体が盛り上がっていました。
    そして感動のラスト…ギャグであるはずなのに、切ないんです。

    とても面白かったです。鋼鉄村松さん、初観劇でしたが次回も是非観たいです。

  • 満足度★★★

    これも芝居なんですね。
    ドラマティックな舞台であった。こういう舞台もあってよいとは思うが、
    話があっちこっちに飛ぶ、現実と非現実が混じってるで、戸惑いつつも、客観的に芝居を観てしまい私には何となく馴染めませんでした。

  • 満足度★★★★★

    名曲。
    舞台って結局・・・

    脚本・演出・役者の三者が揃ってこそちゃんとした作品として出来上がるんだなと思った。

    それって結局・・・

    音楽が歌詞・曲・歌手の三者が作り出すのとおんなじことなんだなとも思った。

    そういった意味で今回、ボス村松は意外と脚本の面でイケていたんだなと、音楽で言えば、歌詞は上手で曲はそこそこ、で歌はジャイアンなんだなと、はっきりとわかった。

    まぁ映画版のジャイアンだ。
    もしくはキラキラしたジャイアンだ。

    なにしろ演出の手が加わったことでの作品の完成度が素晴らしかった。
    うわっ、ここかっこいい、ってシーンが何回もあった。
    ゾクゾクした。

    なにこのF#mからのG#m・・・みたいな。
    なんとも気持ちのいい流れが何度もあった。

    良かった。
    すごく良かった。

    まじかよ!ってくらい良かった。

    実はもうひとりの脚本を書く方のほうがとても好きで、けれど、よくも悪くもムラマツベスさん頼みな部分があったのに対し、今回意外とそうじゃなくてもいけるんだなと、劇団としての新たな可能性を見せられた気がした。

    名曲だった。

    ネタバレBOX

    終始スペインちっくな音楽が最高だった。
    中山ちゃんの動きながらのセリフが良かった。
    カーテンを使っての人物の登場と退場が良かった。

    牛との対決前、拘置所だか刑務所だかに民衆が押しかけクラップやら足踏みやらするシーン、もう少し音の重なりが欲しかった。

    ケツアゴって題名ってどうなの?って思った。

    けれどなにしろ感動した。

    ってゆーか、

    敬意を表して・・・とても感動しました。
  • 満足度★★★★★

    新生鋼鉄村松の誕生!
    山本タカの演出が冴え渡り、闘牛芝居を見事なスペクタクルに仕上げた。ベテランと若手の配置が見事で、両者のいい面が出ていた。

    鋼鉄村松がこれをきっかけにブレイクしそうな予感がする。

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