表現を楽しむ
最前列中央ブロックの席でした。
役者さんの表情や息遣い、舞台装置にパペットたちの素材などよく見えました。
両端の字幕は首を傾けないと見えませんでしたが、皆さんストーリーはほぼ頭に入っていての観劇だと思うので、問題ないと思います。
ミュージカルなど大掛かりな舞台装置を駆使して表現するには舞台が小さすぎるし、かと言って観客全員に役者の表情や身体で終始観客を魅了するには会場が大きすぎる印象です。
原作ありきの舞台というのはどこを抽象的に表現するか、具体的に見せていくかのバランスがとても難しいなあとしみじみ感じました。
大規模な装置が無い分あらゆるシーンの表現を役者の手で行います。
パペット、ダンス、エンターテイメントや現代アートからヒントを得た表現方法もあったと思います。