私情を挟まざるをえない。
Cozyとは柏市民劇場CoTiKの演目で10数回、役者と演出家として組んでいる。彼のホームである劇団河馬壱での出演数よりも多くなってしまったが、CoTiKの公演では打ち上げの度に、自分は日本で二番目に彼を上手く扱える演出家であれば良いと思い、またそれを口にしてきた。そして今回初めて河馬壱を観た。自分としては彼の良い所も悪い所もある程度は分かっているつもりだ。しかし、観ていてハラハラする。演目は強固なもので、稽古不足が見えることもない素晴らしい出来だった。しかしハラハラした。寿命が縮んだ気がする。その分、彼の寿命が延びればいいとか思ったりした。