ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 公演情報 ニッポン放送「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    インパクトは最高!
    ロックミュージカルというジャンルは、私の中で特別な存在。大好きなロックと芝居の融合なんて、うれしすぎてしょうがない(笑)。

    ロックのライブ感と、芝居のライブ感を一度に楽しめる事は、私にとってこの上ない幸せだ。

    この「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」という作品は、数あるロックミュージカルの中でも、とびきり「ロック」な作品だった。

    主人公「ヘドウィグ」の、熱く悲哀に満ちた生きざまは、「ロック」そのもの。全身からあらゆる情念をまき散らしながら、自分の「カタワレ」を探し熱唱する、山本耕史さんが演じる「ヘドウィグ」は、最高にかっこよかった。

    そして、「ヘドウィグ」の相棒、「イツァーク」を演じていたのが、韓国の実力派ロックアーティスト、ソムン・タクさん。彼女の爆発的な破壊力を持った歌声には、衝撃を受けた。

    ネタバレBOX

    1960年代、まだ世界が東と西に別れていた頃。主人公は愛と自由を手に入れるために、性転換手術を受ける。しかし、手術の失敗により、股間に「アングリーインチ(怒りの1インチ)」が残ってしまう。

    男でもあり女でもあると同時に、そのどちらでもないロックシンガー「ヘドウィグ」。

    傷つき倒れそうになりながらも、己の存在理由を問い続け、愛を叫び求める「ヘドウィグ」の姿は、全ての人に勇気を与えてくれる気がした。

    琴線を直撃するメロディーライン、ストレートな歌詞と台詞は、ガンガン胸に突き刺さってきた。

    むずかしい曲が多い中、山本さんはいとも簡単にその曲を歌っていた。改めて彼の歌唱力の高さを感じた。

    また、ソムン・タクさんの声質がとても山本さんの声とマッチしていて、気持ちが良かった。

    時に、悲しく切なく愛を淡々と語り、時に、激しく歌う山本さんの姿に、ぐいぐいと気持ちが引き込まれていった。

    最後の曲、「MIDNIGHT RADIO」で、気分は最高潮!

    「LIFT UP YOUR HANDS!」という歌詞と共に、劇場中が一体となり、そこにいる全ての人たちが、ステージに向かって自分の手を掲げた。ステージからのライトに照らされた、そのたくさんの手を観た時に、私は身体が震えだし止まらなくなった。本当に美しかった。

    さらに、私が観た日は、ダブルカーテンコールがおこった。それに、山本さんは、突然「アングリーインチ」をもう一度歌うといいだし、私は初めて、ロックミュージカルでアンコール曲を体験した。

    今回は、多くのソムン・タクさんファンが、韓国からツアーで訪れていた。この事を機会に、山本さんが、もっと韓国で知られ、また世界で知られ、大きく羽ばたくきっかけになればいいなと思った。

    「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は本当に素晴らしい作品。山本耕史ファンは、見逃すわけにはいきませんよ(笑)。

    0

    2008/04/28 01:38

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大