満足度★★★★★
インパクトは最高!
ロックミュージカルというジャンルは、私の中で特別な存在。大好きなロックと芝居の融合なんて、うれしすぎてしょうがない(笑)。
ロックのライブ感と、芝居のライブ感を一度に楽しめる事は、私にとってこの上ない幸せだ。
この「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」という作品は、数あるロックミュージカルの中でも、とびきり「ロック」な作品だった。
主人公「ヘドウィグ」の、熱く悲哀に満ちた生きざまは、「ロック」そのもの。全身からあらゆる情念をまき散らしながら、自分の「カタワレ」を探し熱唱する、山本耕史さんが演じる「ヘドウィグ」は、最高にかっこよかった。
そして、「ヘドウィグ」の相棒、「イツァーク」を演じていたのが、韓国の実力派ロックアーティスト、ソムン・タクさん。彼女の爆発的な破壊力を持った歌声には、衝撃を受けた。