大きなトランクの中の箱 公演情報 庭劇団ペニノ「大きなトランクの中の箱」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題663(13-088)
    19:30の回(曇)。18:53受付(整理番号付)、「記録用の撮影」ありとの掲示、19:22開場(予定では19:10、5人ずつ番号順に)。入ってみると狭い...昨年12月に「片腕」をみたときは結構広かったのに..と思いながら座席につきます(当パンは終演後配られます)。目の前には特大の額縁のようなセットが客席に迫っていますが、光沢のあるカーテンが引かれていて何も見えません。19:25前説...ここから少々長く無言の時間が続き緊張感が緩み始める、遅れてきた方が席に着き電車の音が聞こえ19:36開演~21:09終演。初日だったからか、開場、開演ともかなり遅れました...み終わって「そりぁ、これだけやるんだからたいへんだろうな」と思うほどの内容でした(もし、ちゃんと時間通りに始まっていたら大絶賛)。こちら初めて、こんな展開も初めて。初めてだったら何も知らないほうが衝撃度UP(好き嫌いあるかも)。

    当パンで役者さんのお名前をみて調べる…と…、島田さんは「夢の星」「撫で撫で(こちらは飯田さんも)」でみていましたが、あまりの役柄だったのでワカランでした。

    ネタバレBOX

    初めの受験生の部屋...いろんな辞書、参考書、偉人の肖像、小さな勉強机と本棚、心理学モノの全集..上手は押入れ、どうみても何十回も受験に失敗したような男...突然現れる大きな男、よくわからないうちに暗転...ここでも少し時間がかかっていて、なんでかな...と思っていて...明けてみてビックリ、まったくちがう部屋、いつの間に仕込ンダノダ...。なぜか上半分しかみえないし、出てくるのは「ぶた」と「ひつじ」で木の幹が2本、天井と床をぶち抜いていて、この二人は白い液体(樹液)を主食としているようです(実際はヨーグルトかな?)。ところがここはまだまだ序盤で、実は舞台は4面(縦長の部屋と上下2段の部屋)あって、それ自体が回転、2回目の場転からは明るいまま動かしていました。

    父と受験生(父とムスコ)、その受験生が自身(ムスコ)を探す旅。

    各部屋、これまた凝っていて、出てくる食事が硬くなったパン、一抱えもあるゴキブリ、アルマジロ...。ピアノの演奏、リコーダの演奏(曲はカノン)。家具はアレだし、各部屋はドアで行き来できる仕掛け。

    猛烈に癖のあるお芝居でしたが、ハマりました。

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    2013/04/13 10:57

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