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僕のおじさん
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unicorn(1870)
満足度
★★★
貧困
チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。
ネタバレBOX
金のためなら何でもやる父・元が死に、そのあおりで自暴自棄になる守(塚原大助)は、父の弟・光(塚原)が孤独死したという村を訪ねる。妻・緑(那須野恵)に当たりちらし、一人嘆いているとそこに住人出てきて…。
兄・元(浜谷康幸)の金のためにやばいこともやることに絶望した光の前に現れた住人。北九州の炭鉱の町の一角の貧民の集まるところで、全国から死に場所を求めてやってきた人間らが、炭鉱夫の前で演技し怒りを買うことでストレス発散をかなえることを生業にしている。戸籍もないカネもない人間たちに救われた光だったが、ここで元に遭遇する…。
序盤から中盤までが若干テンポ悪いなと感じたけども、終盤の盛り上がりがとても良かった。元と光と死んだ妹のミドリの話に転じた後、元が土地買収の顔をみせ混乱をもたらす。そして、立ち去ろうとする元の暗黒な心に光を当てる。スーツに着替えた光が、再度守に切り替わり緑に電話する脇で酒盛りする貧民たち。その笑顔がとてもいい。
お互いの過酷な人生と病んだ精神を許容する貧民たち。戦争で失明し、親族の家で餓死した妹の存在に苦悩し、カネに執着する兄。そして、貧民らのおかげで死のふちから蘇った、爛漫な弟。かなり暗い材料ながら、暗いだけで終わらない魅力があった。
元が本性を現すシーンは、もっと阿鼻叫喚でもよいかなと思ったけど頃合なのかもしれない。
きれいにまとまった印象のいい作品で、「おじ」のいい最期を予感させる舞台だった。
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2013/04/13 00:03
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