満足度★★★
悲哀 端役を主人公にした作品。訴えるのは、他の人々と同じように一所懸命生きているのに、十把一絡げにしか扱われないばかりか、利用されるだけされて、後はポイと捨てられるだけの彼らの悔しさ、虚しさ、悲哀。それだからこそ、逆に、役を貰えた彼らは科白に命を吹き込み、役に掛ける意気込みも高い。だが、初めてプロのステージに立つ者、初めて映画に出る者等々、寄せ集めであることも事実。このチグハグが、この作品成立の要件だ。
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2013/04/11 02:38
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