満足度★★★★★
鈴木杏さん!(ちゃん?)
シュールで過激、毒気あふれるパワフルな4人芝居!
エログロナンセンスな作風、
あらゆるタイミングで良く分からない小ネタがあったり、
気味悪かったり爆笑したりと、とにかく凄かった。
終盤近くのオチ?が揃った時の快感、爆笑!
キャスト順でトップが鈴木杏さん!
舞台への出演がかなり多い鈴木杏さんですが、
これまで大劇場や、メジャーな作者、演出家のシリアスな
ストレート作品、あるいは娯楽作がほとんどで、
こういうテイストの小劇団系への出演は非常に珍しい。
きわどいセリフや演技、露出の多い衣装など、
他では見れない新たな表情が実に良かった。
(当然ですが、もう少女ではないのね・・・。)
中でも、少し中途半端なボケ、が面白い!
他の3人にはない、彼女がボケて突っ込まれるという快感!
鈴木杏さんの、もっとこういう傾向の作品や、
ハチャメチャなコメディが観たいです!
終始無表情で、体当たり、峯村リエさん。
観た後で、初演では片桐はいりさんへのあてがきと知って、
なるほどと思いました。
強力だけれど命じられるままに動くマシーン。
美しいやら、怖いやら、哀しいやら・・・。