修学旅行 公演情報 劇団「14歳」「修学旅行」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    劇場脇の桜も清々しく美しかった
    まず、畑澤聖悟さんの戯曲が読んでみてとても面白い。台詞から登場人物の性格が明確にイメージできる戯曲。“等身大”を標榜する団体の性格に即したグッド・チョイス。けど、スキルが不足していて等身大に届いていないところもあったかな。そうした未熟さも含めての等身大と言えなくもないけれど。『修学旅行』を等身大に演じられる期間は実は限られたものなので、残りの1回1回に想いを込めてもらえたらと思う。劇団14歳、この先どうなるかまだわからないし、大人の思惑はあるのかもしれないけれど、そうしたものからズンズンはみ出して、それでも演劇を選ぶ人がいて、「あの時のアレ観ました」なんていつか言えたら素敵。よろしく。

    ネタバレBOX

    青森の高校が沖縄に4泊5日の修学旅行へ。その3泊目ホテルの一室「ゴーヤーの間」で起こる騒動。日替わりで配役された男性教諭を除き、男子生徒も含め出演者はすべて女子。ジャージの色のみで区別。初演は実際に青森の高校が青森の方言をうまく使って上演されたといいう記述を見たけれど、戯曲は標準語で書かれているので、発音に関してなのかな?だとしたら品のいい表現だな、というか好みな表現。地方独自の方言ももちろんいいものではあるけれど、それだと字幕が必要になったりするわけで。イントネーションだけで地方色を表現していくと可能性も広がると思うんだけど。オリジナルの青森弁ヴァージョンももちろんだけど、関西弁や博多弁の『修学旅行』観てみたい。ちなみに今回は標準語。それから、元の戯曲では3曲の楽曲指定があるのだけどすべて差し替えてあった。「沖縄しまうた(白雲節)/嘉手刈林昌」→ 曲名不明(沖縄民謡のクラブMIXっぽいの)、「進化のテーマ/オルケスタ・デル・ビエント」→SE(機銃掃射音)、「アリア(ゴールドベルク変奏曲)/グレン・グールド」→「Seasons of Love(RENT)」。理由は不明だけどちゃんとはまっていたと思う。あと、照明の指定が入る場面で特に変化がなく進行したのはなぜだろう?と後で思い出す。なぜだろう?あった方がいいはずなんだけど。本編終了後はHR(ホームルーム)の名でポストパフォーマンストーク。今回が初舞台という出演者も多く、暗転は普段体験することのない“真っ暗”だ!ということを実演。途中、演出古川氏のおちゃめなパフォーマンス(暗転中に脱衣)に女の子たちが引く笑。今回の出演が事務所からの指示、というぶっちゃけもあり。『修学旅行』は2005年が初演のようで、言っても21世紀の作品、僕にしてみればたった8年前はついこの間なわけだけど、出演者の多くはミドルティーンで人生の半分前だったりそれ以上だったり。彼女たちにとってこの話はリアルなものなのだろうか。面白すぎるがゆえの疑問だったりするのだけど、質問できればよかったな、とちょっと後悔。HR中の元気よすぎるものだから、ちょっと気後れしちゃいました。

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    2013/03/28 23:42

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