劇団 マウス オン ファイア サミュエル ベケット『消滅するまえに…』 公演情報 シアターX(カイ)「 劇団 マウス オン ファイア サミュエル ベケット『消滅するまえに…』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 戯曲に忠実に従った演出
    俳優の集中力が高く、所作が美しく、台詞は聴いていて耳に心地良い、上質の舞台でした。
    今回上演された作品は、代表作「ゴドーを待ちながら」など前期作品とはかなり表現の方向性が違うみたいです。公演パンフレット(総勢12人が寄稿して300円!)ではベケットの後期作品について、別役実が「こういう言い方が許されるならそれらは、「前期作品を、靴下を裏返しにするようにくるりとひっくり返したような」作品、と言えるかもしれない」と記し、早大教授の岡室美奈子氏は「実験性、前衛性、言語の詩的美しさ、過激とも言える身体の希薄化、そして何よりもその幽霊的な雰囲気」と説明しています。

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    2013/03/15 23:50

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