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寝惚けた日記帳
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公演情報
劇団ハーベイ・スランフェンバーガーのみる夢「
寝惚けた日記帳
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★★
石油は甘い
面白い。
ネタバレBOX
夢を管理する実験に参加する女の子・初代(原尾真理子)と千代(井桁諒子)。初代の人格が入った端末を持ち出そうとした研究員の木崎(加藤歩美)だったが、そのせいで初代のデータがデリートされてしまう。千代の友人・高子(加藤風香)の人格もどきをベースに初代の記憶でつくりあげられた初代もどきに、初代を返してと迫る千代。初代もどきは自分の中の初代を端末に移し千代に渡す…。
暗いSF。設定が見えにくい序盤はややだるかったが、中盤からは面白さが増す。テンポが良くて120分も長くない。
初代と実母・木崎の関係や木崎の元夫?で研究の責任者な諸戸(針野裕貴)の関係、初代と千代の関係とか、後半の人間模様は見ごたえある。もうちょい心情の裏打ちがほしいと感じることもあるけど、説明的でない分くどくなくて良かったのかも。家族とか友情とか、そんなものがしっかり詰まってたのが良かった。
設定がもう少しシンプルであるとさらに世界に引き込まれたろうなと思う。
また、ラストの高子が「この劇は終わりです」というメタな〆は、なぜだろうと思った。役者らが舞台上に横たわる、夢を見ているような、夢の世界のような空気が良かっただけになぜかなと。
セットはしっかりしてた。衣装も突飛でもなく、役にあってた。全体的に落ち着いたトーンで骨太なところが気に入った。仰々しくないとこがね。
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2013/03/09 22:56
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