ロックオペラ モーツァルト 公演情報 ネルケプランニング「ロックオペラ モーツァルト」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    両バージョン観ました。
    12日.14日と違うバージョンを観ましたが、私のいつもの書き方で、1つにまとめさせていただきます。

    12日は2階、14日は1階で、やはり1階のほうが席は後列でも舞台に近い感じ
    で、入り込めました。

    目が悪いので、こういう大劇場は大きすぎて疎外感がぬぐえません。


    なかなかないWキャストなので、一見の価値はあると思いましたが、2500円もするパンフレットには手が伸びませんでした(笑)。

    総体的な感想は、宝塚でトップがモーツァルト、二番手がサリエリを演じたら良いミュージカルかも。

    場面ごとに宝塚でも行けそうだなと思いながら観てました。

    ネタバレBOX

    モーツァルトとサリエリが丁々発止、火花を散らすのかと思ったら、そうではないので、ちょっと期待外れ。脚本に深みがないのでドラマとしての感動が私には薄い。

    サリエリの出番が少ないので、Wキャストの力配分としてはよいのかもしれないけど。

    アフタートークで、海外キャストのキーに合わせたから高すぎて歌いにくいと山本が言っていたが、この人、いつも地声で歌い、高音は苦しそうに顔をしかめるので、今回も気になった。

    歌唱では中川のほうがのびのび歌っていたと思う。

    演技では、山本のサリエリは芸質に合ってクール、中川のサリエリは人間味を感じた。

    モーツァルトは、かっこよさでは山本、等身大では中川。母親の死に号泣する場面が山本はわざとらしく、中川に真実味が出た。

    母親が生き倒れになり、困惑して助けを求める場面も、山本はしっかりして見えるのでお芝居っぽくて同情をひかない(笑)。中川は本当に困っているように見えたが。


    かつらが山本はモーツァルト、中川はサリエリが似合っていないように感じた。

    鶴見辰吾の「運命」を暗示する役が、しどころがなく、罰ゲームみたいで、ふきだしそうになった。

    モーツァルトを張り合う女性二人の歌唱が一番聴きごたえがあったかもしれない。

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    2013/03/04 05:23

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