満足度★★★★
初JACROW
初めてJACROWを観た。 売り文句にあったように、とても濃密 な空気感。
クインテットPRというPR会社と、東京テレビというテレビ局の双方の人々を描く。
クインテットPR設立から始まり、会社が、人間関係がどんどんと壊れてい く様はなかなか重みがあった。
濃密な会話劇に引き付けられたが、自分の好みが、リアルよりも、より演劇的な物を求める方向に行ってるのだな、とも思い知らされた。
東京テレビの衿川プロデューサー(寺十吾)が、ぶっ壊れた人物ながらとても魅力的で、
この芝居はこの役が回している、と言えるくらいの存在感を放ってい た。
真実が何なのか、様々な人が様々な事を語るが、
結局、その人が信じた物が真実となる。
実際にはどうだったにしろ。
その中で、企画の面白さだけをとにかく追い続ける衿川プロデューサーの、心意気に打たれた。
2013/02/15 01:52
もしよろしければ今後とも気に掛けていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。