音のいない世界で 公演情報 新国立劇場「音のいない世界で」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    静かで優しいファンタジーの習作(?)
    大人が優しく作った親子のためのファンタジー。
    演出、ミュージカル、ダンス、など各方面で座長を務めるような
    プロの人たちが、改めて個人として集まって、レベルの高い
    エチュードを繰り返してできあがったような印象です。
    貧しくても仲良く暮らしていた夫婦の家から、音と夫婦の人形の
    片方だけ盗まれてしまう冒頭は、実に切なくて、哀しくて。
    なくした何かを取り戻そうとする2人が別々に旅をして
    少しずつ元の世界を取り戻していく様子を、静かにゆっくりと
    描いている、心やさしい物語でした。

    そして、衣装がすてきですね。
    また、劇場入り口にも小屋の様な装飾があって、童話の様な本作に
    ぴったり、気が効いてるな。と思ったら、それは、
    小劇場から中劇場へのエスカレーターの工事中の囲いでした。^^;)

    長塚さんの作品は(特に渡英前の)「暗く重く抽象的観念的で難解」
    という印象でしたが、帰国してからの最近の作品は、
    肩の力が抜けて優しく明るい穏やかな要素「も」加わったように感じます。

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    2013/01/27 11:21

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