満足度★★★★
アホな作品(褒め言葉)
何を書いてもネタバレになりそうなので、非常に感想が書きづらいのですが(笑)
ここ最近のらちゃかん作品は、笑って泣けるヒューマンコメディでしたが、今回はまた違った世界観。
ずばり、「アホ」です。
もっときちんと表現するなら「ひっくり返したおもちゃ箱」「美味しいゲテモノ料理」的な魅力?
うーん、それもちょっと違うか?
散々こっちの情緒を乱して、最終的にどーんと突きつけられたものは、なんかえらいものを見せつけられたぞ?だがこれはなんだ?というモヤモヤの固まりでした。
でもまぁとりあえず笑えたからいっか!みたいな。
考えるよりも直感で。
いい娯楽です。
【以下は演劇を見慣れた方に向けての余談】
構成・演出・演技の面で気になる部分がありますが、それでもこの劇団がやろうとしていること、表現しようとしているものを見る価値は充分にあると思います。
真面目に、構造的に見ようとしたらつい笑わされてしまって、負けたような気分になりました(笑)
映画館で1800円払って無難な話題作を観るのも良いですが、2500円払ってこの(ある意味)問題作に触れるのも悪くないと思います。