七人のオカマ 公演情報 昭和芸能舎「七人のオカマ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    タイトルから考えると
    みかじめ料が厳しくなった歌舞伎町の町長が、
    対抗する為に7人の傭兵=オカマさん達を雇う・・、という話しでは無いです。

    マイノリティに擁護的なエンターティメントでありました
    (レディーガガとか応援してくれそうですね(^^)

    歌に踊りに楽しめましたが、
    話しは結構深くて重かったような感じですね。

    -1時間50分-

    ネタバレBOX

    歌舞伎町のオカマバー”エデン”にいる7人のオカマさん、
    店長レットの部屋で心臓が弱いといっていたピンキー(上下工事済み)が、
    深酒したド日冷たくなってしまってた・・・。
    不審死でもあり警察が来て根掘り葉掘り聞かれて、いろいろ差別的な発言を受けるレッド。いきどうりあるも司法解剖の結果死因は急性心不全と判明するも遺体の受け取りに来た弟が受け取りを拒否して、結局弾みで葬式出すといった店長の下に遺体を届けにきた先の警官二人組み。紆余曲折あり、結局家族の下に遺体を届けようということになり、エデンの従業員達はピンキーを千葉の実家に届けますが、実弟は認めず追い返されそうになるも。実母は息子の帰還を認め受け取ります。

    店長の住まうアパートの住人や、沖縄から出てきた”エデン”の常連客”律子”(沖縄で小学生時に暴行を受け、背中と心に深い傷を持つ。)
    オカマという選択しかできなかった主人公達を取り巻く周囲の環境、
    打破できない差別、逆に個性として認めてくれる家族など。
    地方から出てきて東京に希望を見出し、身を寄せ合って生きるマイノリティ。
    年末との時期もあいまって、帰郷したくなるような話でありました。
    (冒頭で母からのバースデーカード受け取って、
    考えていた福岡への帰郷を実行する事にした店長の変化が心地よい話しでした。)

    良く通る声と愉快なキャラの団長さんや、ハッスルタイム大好きな刑事さん。

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    2012/12/20 02:31

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