満足度★★★★★
ぼくが観たいと思ってた芝居土曜日のマチネ。素晴らしかったです。ぼくが観たいと思ってた芝居が、そこにはありました。「いいなあ、うらやましいなあ。あんな芝居ができて」観劇しながら、嫉妬心がむくむくと。北池袋新生館シアターの公演は、観劇できず。再演があってよかったです。途中、もたついて退屈な印象がちょっぴりありました。「中盤はもっと台詞のテンポがよくてもいいんじゃないかなあ」とも。しかし、そうすると、逆にあの芝居の雰囲気がぶち壊しになったかもしれず。難しいところですかね。
ネタバレBOX
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2012/12/15 16:27
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2012/12/17 01:31
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ご観劇いただきありがとうございました。
エピローグで会社を辞めてしまうことに関しては、初演の際も、多くの方から「なにかちがう」というご感想をいただいておりまして、そのことに関しては僕自身も然もありなんと首肯するのであります。
しかし、これは方便かもしれませんが、男は「逃げ続けるという不毛」を肯定し、「逃げ続ける」という戦いを選択したのですから、目の前に現れた仕事という壁から逃避するのは必然かと思われます。男が会社を辞めず、働きながら小説を書き続けるというエンディングは確かに美しいですが、それは本脚本の意図とは矛盾するように思ったため、今回はそのエンディングを回避する形となりました。
楽しくご観劇いただけたようで大変うれしいです。
ぜひまた、次回以降も足をお運びください。劇場でお待ちしております。
劇団肋骨蜜柑同好会
フジタタイセイ