満足度★★★
「建築家の腹」 少し分かり易いけどアンバランス
この作品のタイトル、そして両サブタイトル、これらと内容の
結びつきは、よくわかりません。
何となく、意味ありげなタイトルをつけただけって感じがする。
まぁ小劇場は制作費も殆ど持ち出しでしょうから、
自己満足に作ってもらって、構わないんだけど、一見さんには意味不明。
「北京の冬」バージョンに比べると、
少し分かり易い。
役者も機敏に動き回るし、説明的な台詞も含まれており、
なんとなく話の背景がわかるけど、
アンバランスな感じがするなぁ。
こちらのバージョンには、コーヒー牛乳の人が
客演で出ていました。
なんか目立つなぁというか他の人と毛色が違うなぁと、
浮いた感じがありました。なんか前へ前へ出た芝居をしている。
声の出し方というか、脇にいるときの仕草とか。
彼自身が個性が強いのか、小劇団でさえも
劇団のカラーがあるのか、全体のバランスが傾く原因になっている。
まぁこれは演出家のコントロールの問題でしょう。
2バージョン、全く雰囲気の違う作品です。
この作品が見たくて、でも時間がない人は、こちらの「建築家~」のほうが
見やすいとは思います。
それぞれのバージョンの公演時、もう一方のキャストの人達が、
劇場案内や受付をしています。
開演前とか、結構ひまそうにしてますから、興味がある人は、
お話も出来そうです。階上の喫煙所とかで。
2008/03/23 02:04
最近、当たり、少ないですね。
ワタクシ、人様の『観てきた!』評価を参考にしてから観るようにしてまふ。。
それでも外れる場合はありますが。。