苦情★真に受けTV 公演情報 妹尾Pファクトリー「苦情★真に受けTV」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    意外性はなかったけれど
    パッと見てお客さんの半数以上が20代~40代の男性で、TV関係者(と声優関係?)が多い感じで、温かい笑いが多かったです。

    ネタバレBOX

    「保身の強いスタッフが集まってしまったTV局バラエティー制作部。
    苦情を真に受けてコロコロ番組内容を変えるが何故か視聴率は上がるばかりで…」と、チラシや挨拶やタイトルで強くふっているので、果たしてどんな変なやり取りで、発展し終結が!?と期待しましたが、書いてあるところまでがそのまま丁寧に説明されていく2時間(全体の尺の約9割)でした。

    ストーリーや台詞に転換や意外性が無くて、やや肩透かし感ありました。
    紙芝居風アニメで笑いを取ってたところは、結構実演ででもやれそうに感じました。主人公(唯一のツッコミ)に感情移入したり、凄く人の良い年配な司会者が被害を受けることに同情したら、コメディ部分笑えなくなるという落とし穴があります。

    私がウケたのは鳥居みゆきさんのアドリブ「世界で一番美しいのはだぁれ?…今井メロ!」のところと、台詞を噛んだのを他の役者がアドリブで見事に笑いに変えた、2箇所のみです。
    そこは本当に楽しかったです。

    せめてタイトルかチラシでネタバレしなければ少しはワクワクを残せたのではないでしょうか。アフタートークで、「脚本通りにやったのはこの千秋楽が初めて」と言っていたので、芸人のアドリブや暴走が多い回はビックリ要素があって爆笑だったのかもしれません。
    役者は良かったです!

    舞台が初めての方が多かったようですが、ちゃんとキャラクターが立った見た目がバッチリで、そのキャラクターらしい台詞の言い方も上手でした。
    特に鳥居さんの言い方と声が素敵で、やること全て面白くて光ってました。ファンになりそうです。

    女性陣の萌え声(声優が多い)率の高さには、後半慣れました。
    アフタートーク(挨拶)は和気あいあいと楽しい雰囲気でした。

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    2012/11/26 13:11

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