高橋ギロチン 公演情報 劇団鋼鉄村松「高橋ギロチン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    凝縮された世界観
    増席するほど混み合っていました。リアルなギロチンの圧倒的佇まいもさることながら、色んなことが話に入っていて、ただふざけている訳ではないお話でした。詰め込み過ぎなのも感じたけど、様々な濃いいキャラクターたちの振る舞いやこだわりなど楽しめる内容でした。内容が内容なので、人によりけりでしょうか。以下

    ネタバレBOX

    ボスさんが増席を手伝っていたり、客入りの多さを実感。
    死刑制度は、僕の場合どちらかと言われたら、わからない、が意見です。罪を背負う人が町工場でチョコンと働いていたり、高橋くんの地味さがよく溶け込んでいました。実際トンカンやっていたり、変なところの細かさが楽しい。尺が長く感じてしまい、詰め込み過ぎか幾分減らした方が観やすさもよくなると思いました。ベスさんと中華丼さんの身長ミスマッチ、高橋くんの地味さ、滑舌は気になるけど濃ゆいバブルさんの空気など、面白い方が多いのも特長ではないでしょうか。秋葉原の事件をモチーフにするのも悪くないけど、選挙ネタは色んな意味で凄いです。とはいえ客層の詳細もあるし程々にがいいのではとも、薄っすらと感じました。
    ギロチンは圧巻の作りだと思います。ギミックや手品だと頭ではわかっているものの、ベスさんの絶妙なタイミングと照明暗転で死んだかと思ってしまいました。上手かったです。罪の分散化や客観視され過ぎる死刑や淘汰に、もっと意識を向けるべきと思いました。

    1

    2012/11/14 13:18

    0

    0

  • ラストシーンのギロチン落ちるところは、劇場に入って初めて見て、

    おお、大迫力!と、自分がびっくりしました。

    事件や選挙や性や何やかや、この世界を構成するモノが持つメッセージを

    やや皮肉寄りではありますが、むんずと掴んだ感じは、

    誠実な態度ではないかと思っている者であります。

    2012/12/08 22:44

このページのQRコードです。

拡大