満足度★★★★
熱狂ヒトラーが権力の頂点に上り詰めるまでの過程が描かれている。大衆は彼の演説に酔いしれて、集団ヒステリー状態になり、それが第二世界大戦へとなっていく。西尾友樹氏の演技には、鬼気迫るものがあり、きっとヒトラーもそうであったのであろうことが想像される。取り巻きも、多士済々であり、それらの部下を使いこなすことがヒトラーのヒトラーたる所以なのであろう。素晴らしい芝居であった。蛇足であるが、中国や韓国の過剰なナショナリズムは、どこへ行くのかがふと頭の中をよぎった。
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2012/11/12 10:19
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