好き好き大好き超愛してる。 公演情報 オーストラ・マコンドー「好き好き大好き超愛してる。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    難しいですね。
    原作が、取っ散らかってる内容の小説なので、読まずに観劇すると置いてけぼりを食うでしょうね。舞台化するのが難しい小説だと痛感しました。原作を含めたネタバレの話は別欄に書きます。

    ネタバレBOX

    原作は、ASMAの話に天地が逆さまの女の子が出てきて、しっとり柿緒の話を始めたと思ったら、夢にミスターシスターが出てきて、ニオモが神と闘って肋骨融合?という具合に、話があっちに行ったりこっちに行ったりする恋愛小説で、一読すると取っ散らかっているように見えるのですが、愛とか好きとかそういう想いが随所に散りばめられていて最後まで読んだとき「いいな」と思えるのです。ちょっと泣けたりもするのです。


    この小説は「愛は祈りだ。」とか「僕は…すべきだったのだ」というように主人公が想いを一人語りする表現が多くて、この「想い語り」を読むことで作者の「想い」も理解できる。作者のいう「好き好き大好き」が理解できる。散らかっている様な構成にした理由も自ずと見えてくると思うのです。


    この「読む」の部分を「観る」「聴く」に替えて面白さを引き出すことが舞台化のポイントだと思うのですが、これが上手くいっていない。なぜ、物語を理解する上でとても大切な「想い語り」を、マイクでフォローしても所々聞き取れないようなボソボソ語りにしてしまったのか?小説家が部屋でつぶやいているという設定にするなら、ギターの生演奏は考え直す必要があったでしょう。作者の想いを乗せた大切な大切な言葉が、ギター一本、ハミングに言葉を添えたような優しい歌声に、声量で負けてかき消されるなんて考えられません。


    小説を読んであんなにも心に響いた言葉たちが、感情に触れることなく心を素通りしていく。とてもつらくて悲しかったです。


    あれでは言葉が可哀想だと思いました。

    0

    2012/11/11 00:05

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大