ぼくに炎の戦車を~Bring me my chariot of fire~ 公演情報 梅田芸術劇場「ぼくに炎の戦車を~Bring me my chariot of fire~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    明日への希望
    会場は華やかな赤坂。会場の中もお花が溢れんばかりに飾られていました。
    赤坂ACTの2階席は初めてでしたが、急斜がついていて見やすかったです。
    お客さんは母と娘という組み合わせがとても多かった気がします。
    普段、J事務所の方が出ているお芝居は年齢層が若いイメージでしたが、
    今回ばかりはチャ・スンウォンさん目当ての方の方が多かったのでしょうか(私もその1人…)。
    大人の演劇会と言った感じでした。

    ネタバレBOX

    韓国もまだ朝鮮と言われている時代。
    旅芸人一座の座長の男と、韓国と日本の両親を持つ教師の男の間に
    生まれる友情のお話。
    一座が客席を練り歩き、ステージに戻った所で舞台が始まります。
    賑やかな雰囲気の中で“憲兵”という存在の登場で場が一転。
    あぁ、日本が一番傲慢だった(個人的な意見です)時代
    のお話なんだな…と感じました。
    それでも朝鮮人、日本人、朝鮮と日本の血が混ざっている人、とそ
    れぞれがいろんな考えを
    持っていて、人間同士の付き合いには国籍は関係無いんだなと。
    生きにくい時代を一生懸命生き抜いた人達がいたからこそ、
    今の日本、そして韓国があるんだな…と思いました。

    一番の見所は(あくまでも私の中で…)チャ・スンウォ
    ンさんの綱渡りのシーン!
    あれは毎回ドキドキだろうな~(特にスタッフさん)。
    毎回無事に成功することを切に祈ります!
    そして生のトッコ・ジン…いやチャ・スンウォンさんはやはり背が高い!
    共演者と並んでも頭1つ出ています。
    でもあの声を聞いたとき、久しぶりに「本物だ~」と感動。
    コミカルな部分、シリアス表情などいろんなスンウォンさんを堪能
    できました。

    作り手のこだわりを感じたのは、あのキャパの会場でマイクを使わ
    ずにいたこと。
    それに伴ってかBGMも控えめで、役者さんの生の息づかいを感
    じ取ることができました。
    その中でもテンション高めの役の成河さんは、
    野田地図仕込みの軽やかさと声の張りっぷりで目立っていました。
    高田翔さんは初めて拝見しましたが、声が潰れない様に最後まで頑
    張って頂きたい…。
    コミカルな部分で舞台を和ませていた青木崇高さんと馬渕英俚可さ
    んのカップルは、
    きっと回を重ねるごとにもっと自然に笑えるんじゃないかな~と思
    いました。
    香川照之さんはハングルの台詞も多く、ハンディを抱えつつ、
    兄の前で見せるリラックスした表情などさすがでした。
    最後の格闘シーンも最終公演まで怪我すること無く演じて頂きたいです。

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    2012/11/09 10:24

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  • はじめまして、おじゃまいたします

     実は、私は新宿の劇団に所属している役者なのですが、韓国ドラマ・・・というものは観たことがなかったのです
    ところが、トッコジン(笑)にたまたま出会ってしまい・・・
    韓国の俳優陣の素晴らしさに魅せられ、すっかり韓国ドラマと映画の虜になってしまいました(^-^;)
    今回の舞台も、ぜひ拝見したいと思い、久しぶりに発売日に電話をかけまくり、チケットをとりました
    初舞台ということでしたが・・・
    誰にも負けていない、素晴らしい演技でした
    自然体でありながら、豊かな情感があふれているのを感じることができました
    ・・・ちょっと、ひいき目なところもあるのかもしれませんが(-∀-)

    本当に良い刺激をもらえました

    綱渡り・・・
    文字通り、命がけですね
    韓国公演の千秋楽まで、どなたもケガなどされないようにと祈るばかりです

    「トッコジン」というワードに、ちょっと書かずにはいられませんでした~
    失礼いたしましたm(_ _)m

    2012/11/23 09:53

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