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バラバラ姉妹に憐れみを
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
水素74%「
バラバラ姉妹に憐れみを
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★★
いつもいっしょに
面白い。
ネタバレBOX
二人の会話劇から、一人がはけて一人やってきて、また会話して…ってスタイル。相変わらず屈折した人間のオンパレード。屈折する人間にさらに屈折する人間を当てると、一方が真人間に見える不思議。
井上(善積元)…母を亡くし、その妄想にふける。京子(黒木絵美花)のDV相談を受けたり、田中(飯田一期)から無心される。チンコ切除。
田中…粘着質な性格で京子からフラれる。また、ひかり(野津あおい)からダメだしされる。チンコが小さい。
ひかり…本当の関係を模索するも見つけられない。智子(申瑞季)の血の繋がってない妹。田中をデブと罵る。
京子…ダメ男を惹きつける力を持つ。セックス(の回数)が精神的支柱。
智子…井上の血の繋がった姉だけど覚えてもらってない。元夫の子(と思われる)を育てる。
洋子(川隅奈保子)は当初、井上の死んだ母として登場するが、終盤(7場以降)、皆の妄想存在のような描かれ方をする。それどころか、洋子の世界に皆が逃げてくるという感じで、こっちの感覚がぐにゃっとなる。
舞台の土のオブジェ?のように乾燥している皆の心に、いつもいっしょと微笑む洋子とその空間。疲れた人間らのオアシスだなと。母は海というかね。
野津あおいの手のひら返しっぷりが素敵。田中にデブって連呼するのとか最高。
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2012/11/04 00:48
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