満足度★★★★★
恐れ入りましたぁ!とにかく巧い、抜群に巧い。冒頭のエピソードでまずホロリとさせ、序盤ではそこだけでの伏線とその回収もある会話とキャラクター造形でドラマに引き込んでおいて第二主題とも言うべきパート(実は本題?)に進むという。そこではそれまでのユーモアは控えめに覚醒剤が起こす悲劇を綺麗ごとにせずしっかりと描き(=ビターでもある)、最後は芝居のウソ的な小さな奇蹟で締め括る…。序盤の完成度で後半のハードルが上がったのに楽々クリアするとは脱帽。
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2012/11/03 11:48
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