満足度★★★
次第に快感。
初めての劇団EOE。客席に行くと、役者さんたちがアップとくすぐりを兼ねたパフォーマンス(?)。「あっ、スポーツものなんだな」って。
そしてその100分後(公演は90分)。
「スポーツもののドラマじゃない・・・ライブだったんだ・・・!」。
現在は絶滅危惧種になりつつあるメタルバンドのライブに始めて行った高校1年の頃を思い出したわ。「この声、どこから出てくんだ?」「大声量を受けるって気持ちいい!」。そして「やっぱライブはかぶりつき」。
独特の発声&セリフ回し。
ラーメン二郎のように、観劇後は「しばらくはイイかな」、でもその3日後には「また観たいな」って感じかな。
一見、一本調子の発声&心理表現。
ボクは、北区つかこうへい劇団第14期生として参加した経験を持つポップンマッシュルームチキン野郎のサイショモンドダスト★さんの大ファンなんだけど・・・カレは、けれんで良い意味での軽さが特徴。モウムリポ公演『熱海殺人事件』での超デカ声&一本調子&クドさは、芝居が進むにつれ洗練されていった。
劇団EOE『WAR Revolution』は、さらにクセがあって、そして単調な感じ。観てるボクは、完全受け身態勢。でも、じわじわと体が暖まってくる。EOEの雰囲気に身体が馴染んでいくという感じかな。ポリネシアンセックスみたい。
最初は「昔NHKでやってた人形劇みたい(←ホメ言葉でもあります)」と思ってたけど、だんだん血の通った人間の肉体を感じてはきたもんなあ。 ま、文楽人形にも感情や血肉の熱さを感じるんだけどさ(笑)
あと、よく登場する語尾「なんだよねー」(だっけ?)は、口癖になっちまいそうだ(もちろん、心中での口癖だけどね)笑。
そうそう。
平澤有彩さんの表情、発声、身体表現は、超抜クラス。すごい。
歌舞伎役者のような洗練された芸。 彼女のいろんなステージを見たい、と強く思った。 ひとり芝居でも、それこそ紙芝居でもいいから(笑)
2012/11/03 13:57
こんにちは。
劇団EOE制作部の佐藤望です。
お忙しい中、書き込み頂きまして
誠に有難う御座います。
前説を行った人間は
今回の公演を持って退団するため
前説の時間は、これまでの公演での
彼女のもちネタを日替わりでお届けしております。
ともかく、三日後にでも結構ですので
また、劇団EOEをご覧になりたいとなりましたら
是非劇場へお越し下さいませ。
次回は12月のファン感謝デーですので、
また劇場でお会い出来ることを楽しみにお待ちしております。