満足度★★★★★
日生劇場の舞台上から客席を見れる席!
松たか子さん演じるジェーン・エアが女性として自立した人生を歩み、
彼女の真実の愛をつかむまでを描いた感動作です!
前回2009年初演でも感激しました。
勝気でわがままだったジェーンに神を説く優しいけれども相手には強く出ないヘレン、
神の意志と自分の意志を混同するような身勝手で傲慢に思えたりするシンジュン、
幼少のジェーンに大勢の面前で厳しい言葉を言われ、その傷を何十年も抱えたまま
彼女を許せなかったリード夫人など、ジェーンを取り巻く人々を、
単なる悪役や良い役に終わらせない描き方が印象的でした。
今から、また再演に期待します。
今回は、前回絶対!と決めていた「舞台上の特設席」GET!
舞台を横から見下ろすような位置にあるので、正面向きの芝居のときなど
役者さんの顔が見えなかったりするのですが、それよりもこのプレミアム感!!!
役者さんたちはすぐ間近で演技していて、オケピも席のすぐ横、舞台下にあり、
たまにスピーカーを通さない生演奏の音や歌声が聞こえたり、と大満足です。
何よりも、役者さんに近い視線で、あの『日生劇場』の舞台上からの客席の眺めが最高!
席に登るときに、一瞬、『日生劇場の舞台上に立つ瞬間』も味わえたのです!