笑う巨塔 公演情報 東京セレソンデラックス「笑う巨塔」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    遺書
    面白い。芦名星の顔立ちが好み。

    ネタバレBOX

    とある病院。胃潰瘍で入院しているとび職の親方・花田(金田明夫)を見舞う、娘のふみ(芦名星)たち、総裁選出馬を目指す代議士の山ノ内を見舞う秘書の芥川(デビット伊東)たち、同じく総裁選出馬をする浜村(石井愃一)は親友の相撲の親方を見舞う、そこにふみの幼馴染で花田の元弟子の富雄(宅間孝行)がやってくる…。

    勘違いが勘違いを生む、ベタなコメディ。笑いもベタなネタが多い。けども、笑える。浜村のハゲネタとか。素直に笑えないのもあるけど、笑いを呼ぶ舞台の空気があった。
    花田からその妻・恒子(藤吉久美子)への、遺書手紙もやはりベタなんだけどジーンときてしまう。演技や声がいいし、内容も平凡でわかりやすいのがいいんだろうなと。

    花田の病気がガンじゃないとわかり、ふみと富雄が一応結ばれるってハッピーエンドなのも好み。後味いい。また、浜村とその秘書・野々村の男気もかっこよかった。地味に花田の弟子のえり(信江勇)がいい味だった。元キャストの八幡夏美と容姿がかなり違うけども、元がどんなキャラだったのかな。

    楽しい舞台で満足できる。花田の手紙にあったとおり「ありがとう」って気持ちの籠ったいい舞台だった。

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    2012/10/24 23:47

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