満足度★★★★
力強い日常。別に前田司郎の小説がスタイリッシュと言う気はさらさらないのだけど、小説と戯曲の文体を考えた時に、小説はシュッとして寄り道がないし、戯曲はくすぐりやらなんやら付随しやすい。もちろん、これは好みの問題であって、僕はどちらも好きだ。生きることにこれほどポジティブな作品も珍しい。だからと言って、真っ直ぐに笑っていられるほど、無邪気にもなれず。前田司郎+内田慈のコントラストが実にしっくりくる。その陰に、妹役の石橋亜希子がキラリ。
ネタバレBOX
0
2008/03/11 14:38
このページのQRコードです。
拡大