満足度★★★★
星屑の町
売れないムード歌謡グループがリーダーの故郷に営業に行き、そこで出会った人や出来事に揺れて・・・、という人情話。
大いに笑って、ほろりとして、楽しい作品だった。
イケメンのボーカル、コーラスのさえないおじさんたち、ベテランシャンソン歌手、東北の寒村で生きる人たち・・・まるであてがきされたかのようなぴったりの配役の妙。
方言(関西弁、東北弁)を話す役者さんたちも自然なセリフ回しで安定感。
初日ならではの小さなキズはいくつかあったものの、それもアドリブで笑いに変えながら、テンポよく最後まで走り切った。
千秋楽まであと3回見る予定だが、日々公演を重ねる中でさらに息もあって、余裕も出て、おもしろい化学変化も起こってくるに違いない、と期待が高まる初日だった。
2012/10/22 15:28
まだ後3回も見ていただけるとのこと、大変嬉しく思います。
最後まで楽しんでいただけるよう、日々精進致します。
どうぞ、お気をつけてご来場ください。
何卒よろしくお願い致します。