満足度★★★★
せせらぎのように流れる前身の劇団(ひょっとこ乱舞)特有の群舞はなかったけれど、水のように言葉が流れてくる感じが巧いなと。松下さんの台詞が長いのは相変わらずなのか、それでも止めどなく流れてその中で感情の起伏を表現してくるところが素直に凄いと感じた。別れ、辞める、捨てるとか負や陰の要素が多く、マイナスの気が溢れる芝居かと思うが、逆に夜明け前の闇のように次に何かが始まっていくシークエンスのようにも思えた。あと女性キャストの表現が良い。強いけど、繊細で一人一人のカラーの違いを自然に出していた。
ネタバレBOX
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2012/09/24 17:08
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