林檎ト大地ノ黙示録【ご来場ありがとうございました!!】 公演情報 空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画「林檎ト大地ノ黙示録【ご来場ありがとうございました!!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題469(12-212)
    19:30の回(晴)。18:45受付、19:01開場。舞台は大きな木製のブロックを組み合わせたような印象。そこには黒い口を開けた出入口、窓などが配置され、左右に梯子。木漏れ日だろうか影が映し出されている。舞台中央、床に置いてあるのはスコップ...さて、何を象徴しているのだろう。佐藤(美佐子)さん(6作目)がでていらっしゃるB組、リジッター企画2作目。19:30前説、19:35開演~ザクッザクッという音に続き激しいベルの音~21:09終演。佐藤(美佐子)さん、馬渕さん、中島さん、森脇さんに声をかけていただく。「いっぽんの木」、本作の「台本」を購入し会場を後にする。まだ半分夢の中みたいな気分。AチームとBチームではエンディングが違うということで...Aチームをみるとすると9/23(日)12:00の回しかないけど当日券のようだ...どうしよう。

    ネタバレBOX

    時間が交差し、光と音が、役者が舞い、感覚を刺激する。記憶は電気的な事象なのかしれないけど、そこには自由な時間があり、欠落と補完が繰り返され、思い出しているものが真実であるかではなく、それが=真実になってゆく。流形、線形のフォーメーション、重なり、ずれるセリフ、時間の経過は緩やかになり、記憶はつながる。

    照明(視覚)と効果音(聴覚)を受け、役者のカラダが動く、なんて美しいのだろう。

    「林檎」→「アップル」...ジョンとヨーコなんでしょうか...事務所が「ビートル」だし、でも、なんで尾崎紀世彦なんだろう。また逢う日を信じて...か。

    相対論の本を読むと万有引力(ニュートン)の話がでてくる。リンゴは落ちるのではなく、地球とリンゴは惹きつけあっているということ。姿かたちを変えても引き付けあうもの。

    ノミとトンカチ...木材を削るのかと思ったら...彫るのか、掘るのではなく彫る。ただの塊から記憶を削り出す、それは人の成長であり、記憶の再生のようでもありました。ノミを打つ音と型が効果的。

    舞台が柔らかく動く様は、ゆく河の流れを見ているようでした。

    中指を立て、冷やかす乙女、起こった事件の目撃者たらんとする刑事たち、さまざまなものを引き合わせる「万有引力」、月と地球、地球と太陽、大銀河系までもが引き付けあい、加速度増し膨張してゆく。

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    2012/09/20 00:16

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  • こんばんは、こちらこそありがとうございます。
    Aチーム、行きます。
    どんなエンディングなのか…は考えず、
    ただ楽しみたいと思っています。

    2012/09/22 21:03

    この度もご観劇ありがとうございました!
    Wエンディングにも思いを馳せていただき、出演者として大変光栄です。

    とても丁寧に、広く、深く、感じ取っていただけたことを
    ちゃんと大切にココロに抱えて、
    千秋楽まで、この世界観を大切に構築していくべく、がんばります!

    本当にありがとうございます!

    2012/09/21 23:45

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