満足度★★★★
160分の長さを感じさせず
3年前の作品の改訂版ということで時を超えたり殺人事件が起こったりするワケではないが十分にドラマチックで160分弱(カテコ含む実測)の長さを感じさせないのはさすが。
むしろ最近の作品のように超自然的な要素がない分、人間ドラマ…人を想う(あるいは思いやる)気持ちや夢を諦めそうになる心境などがより前面に出て来るのではないか、と思ったり。(幾分「やり過ぎ」な気がしないでもないが…(笑))
また、本筋に入る前のマクラ的な部分に若干の冗長感が無きにしも非ず。
一方、本人役で起用された芸人が漫才(の一部)を見せるほか、アリtoキリギリスの石塚義之の存在感が抜群。