手話版「天気と戦う女」 公演情報 長内まゆこプロデュース「手話版「天気と戦う女」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    最終日、手話版観劇
    当日の観劇スタイルは、歌舞伎や海外舞台公演でおなじみのイヤホンガイド付き。
    日常会話程度の手話なら理解出来るため、自分の耳に合わなかった事もあり、イヤホンは結局未使用。
    言葉を発しないパントマイムとは違い、豊富な日本語手話に合わせて物語が進行するちょっと少女漫画ぽいハッピーエンド展開だったけど、面白い舞台でした。
    乱子の動きの活発な事、デフォルメが効いてて面白かった。
    森山さん役の手話、綺麗で読み取りやすかった。流石お天気お姉さん。

    ネタバレBOX

    気になった点をいくつか。
    約50分のスピード感ある舞台だったので、途中から主人公ひかるのヘアスタイルが崩れていき、肝心の顔の表情が隠れて見えるところがあったのが残念。
    ひかると乱子が遭遇し暗転に近い形の中、勢いのあるやり取り場面があったが、照明落とした中で懐中電灯を用い二人を照らしていたが、会話が当たり前だが手話なので、自分の座席からでは照明の照らしが追いつかず会話が見えずらかった。二人の立ち位置や照らし方に工夫があればもっと面白く見えたかも。漠然と把握出来たが。

    上演前に一般的な諸注意を手話を交えて(この場合は日本語を交えて、か)案内。イヤホン操作に関する事は告げてなかったような気がするが、上演中音漏れセリフがよく聞こえたのでその事についても前もって告げてほしかったかも。
    また、乳幼児くらいの小さいお子さん連れの観客の方がいらしたが、お子さんが途中からグズついてしまい、上演中舞台横切り途中退場された。他の公演時でも途中の入退場には見ている方も気を使うのに、スタッフもなぜあんな壁際の奥まった席に座らせたのだろうか。身体の一部を使って会話を楽しむ舞台なのに、肝心のセリフが見えなくなる行動を誘発させたスタッフには今後の公演時に一考していただければ、と思う。

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    2012/09/13 03:56

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