満足度★★★★
お味見三部作完結村上大樹作の短編「新婦の友人を代表して挨拶」はキシノ味に続くブスネタに小劇場役者の自虐的なネタも盛り込み大笑い。また、オープニング(とエンディング)で流れるかつてのヒット曲の拡大編としての味もあるような。80%が実話という宮本奈津美の処女作「宮本家」は、まさに「事実は小説より奇なり」な内容だが、ファミレスの場面と回想部分との繋ぎ方が巧みで幕切れもイイ。ただ、冒頭もファミレスであればより統一感があったかも?
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2012/09/10 13:59
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