うつくしい革命 公演情報 劇団フルタ丸「うつくしい革命」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    譲れないもの
    誰にでも譲れないものはあると思いますが、役者の場合、演技への情熱でしょうか。生活への安定と葛藤が入り混じり、自分と向き合って立ち上がっていく過程は、何にしても力をもらえるのではないでしょうか。世界でも自分の心でも、それは革命なのかもしれません。良かったり悪かったり、以下。

    ネタバレBOX

    役者を諦めた人が訪れる施設での話。でしたが、夢を諦めかけた役者を再奮起させる場所。ということでよかったのでしょうか。そういうものであったと汲み取れはしましたが、直接的な表現はあったのかわからなかったので、どっちなのかなと思いました。途中から設定の怪しさに気付き、ん?と思っていく過程も楽しかったですが、もっとハッキリさせてもよいのでは。それによって、見方も評価も大分変わると思います。
    政府や管轄区分、予算といった細かな部分が足りず、観客が想像する材料がもっと欲しかった気がする。普通に面白かった加瀬亮君をネタにする、というか、貶すようなのは好きじゃないかな。舞台も映像も両方好きでやってる自分は、獣でも鳥でもないコウモリの話を思い出しました。声出てる方すごいなとか、背中の武器という字が綺麗だとか、変なところまで気になった。演技はタブーといいながら、結構グレーゾーンが多かったり、そこはよくわからなかったです。出の時に袖から見えてる方いたのや、結局働きたくないとか生活安定に走るのが多そうな現状は残念だったり、悲しかったかも。
    作品の捉え方で好み別れそうですが、全体的に僕は面白かったです。

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    2012/09/08 17:21

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