ユリコレクション【ご来場誠にありがとうございました!】 公演情報 ラフメーカー「ユリコレクション【ご来場誠にありがとうございました!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    本当に
    母親と娘は似ていました。

    ネタバレBOX

    22歳前後で亡くなった母親とその年頃になった娘、二人はそっくりで、だからこそ過去と現在をスピード感を持って転換させながら表現したいという狙いは分かりますが、やはり特に最初のうちはどちらのシーンか分かりづらかったです。

    夫とお父さんは少し差を付けていたようには感じましたが、妹と叔母さんは全く区別が付きませんでした。

    脇の樹木の描かれた板を回転させる度に、田舎と都会、屋外と室内、もしかして母の時代か娘の時代かなどと考えながら見ていましたが、途中どうでも良くなり、むしろ微妙な隙間が生じることにちゃちっぽさを感じ、無い方がマシだ思いました。

    母親の方はカメラマンへの勉強の道を諦めるに当たって、生まれてくる子どものために撮り溜めた写真を整理しましたが、捨てる方向ではなく見せるために残すという整理法でした。そぶりとしてはカメラマンへの執着心は見せていませんでしたが、未練や悔しさが隠れていたのでしょうか。微妙な心理と言ってしまえば簡単ですが、夫を愛しているというだけで、全く執着心を表現していないのも変かなとは思いました。

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    2012/09/07 04:35

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