ユリコレクション【ご来場誠にありがとうございました!】 公演情報 ラフメーカー「ユリコレクション【ご来場誠にありがとうございました!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    照明の使い方が綺麗でした
    割と坦々とした話の展開でした。
    母娘の切り替わりが周囲での人間関係で判らせるようにしており、
    ちっとわかり難さがあったのですが、
    それも計算のうちだった気がしますねー。
    白を基調とした舞台セットと、
    効果音やBGMに照明など丁寧にされていたのが印象に残りました。

    ネタバレBOX

    受付などのスタッフさんが皆黒服でした、
    対応が丁寧で好印象(^^)。

    1流カメラマンとなった母の元同級生のトコに
    弟子入りすることになった”かえで”。
    母”ゆり”の残したアルバムを見ながら、
    そうなる経緯を思い出してゆく。
    その折々に差し込まれる過去の話。
    母と娘がまったく同じ姿ということをキーにして話は進む。
    ゆりと父の出会い、写真学校での同級生との会話。
    ちょっとオドオドした感じの娘に比べて、
    ガラッパチ風な母。
    ゆりの父や妹なども過去・現在を演じ分けつつ進行していきます。

    ”かえで”を生んですぐ死んでしまった”ゆり”ですが、
    趣味に留めるとしたカメラワークの無理がたたってと、
    死亡原因話してましたが・・
    (そのため父は、かえでのカメラマンになるという
    道を認めない・・・が最後には折れますが)
    何となく説得力不足な気がします。

    ゆりとはじめの出会いの時の心霊話がラストに生きてきます、
    冒頭で家を出たかえでが、まだ家にいると驚いた父ですが。
    実は幽霊の”ゆり”で、ひとりにはならない。
    これからは娘の変わりに、ここにいるねと言う。
    いろいろ考えると怖そうな気もする父の今後ですね・・・。

    さて、かえで父の性格が母との出会いとか後で。
    結構都合よく改変されてた様な気がしますし、
    カメラマンになりたいという、
    かえでの意思の強さがあまり感じられなかった。
    説得パワー不足を感じたデス。

    でもミカンのライトや、写真展の雰囲気。
    全身タイツのオレンジ宣伝マンは笑えました。

    また神奈川の田舎とはいいますが、
    東京からの時間とかの台詞を強調して欲しかったですかな。

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    2012/09/06 06:18

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