満足度★★★★
SCOT「リア王」観ました以前同じ劇場で、4ヶ国語公演も観ました。グロスター伯家に代表される、様々な家族崩壊(と再生)のイメージにこころの平穏を求める、孤独な入院老人の妄想日記。隣で日記を読みながら笑う看護婦は、阿呆の道化?(リア王、看護婦+声だけでも舞台化できるかも)。野心あふれるゴネリルの生命力、異分子エドマンドとほぼ登場しないコーディーリアとの類似点を考えさせられるラストシーン等、老人の視点からいろいろ見直した気分。 独特の劇場空間が、記憶のコラージュ的イメージを強くする。
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2012/08/29 06:47
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