満足度★★★★
180度違う新生「ミス・サイゴン」
これは驚きました。演出で、ここまで別の作品に生まれ変わるとは!
今、この作品の上演の意味がわかると言うか…。
アメリカ人の本質を見事に活写した作品になっていました。
今までのように、「ミス・サイゴン」の名曲の数々と、キムとクリスの恋愛模様を堪能しようと、劇場に足を運ぶと、肩透かしを食らうかもしれません。
1幕は、正直、とてもつまらなく感じます。でも、2幕で、エレンが登場すると、新演出の意図するところが明確になり、俄然興味を引かれました。
初演から、20回以上観劇した作品ですが、今回程、終った途端、「この芝居、大嫌い!」と感じたことはありません。
新演出の狙いどおりだったのかもしれません。
2012/08/29 01:38
2012/08/27 17:42
2012/08/25 03:11