窓からは夏の空が・・・ 公演情報 演劇集団Nの2乗「窓からは夏の空が・・・」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    NSC
    チケットプレゼントにて鑑賞。
    なかなか面白かった。90分。

    ネタバレBOX

    修造(藤原基樹)と離婚したがっている瞳(大室由香利)は、修造が離婚に納得しないまま家を売ろうとし、早苗(江口ヒロミ)と幸一(高沢知也)の11歳差夫妻が下見にくる。修造の姉・美子(大勝みゆき)や大家の川端(栗本孝仁)らの前で離婚に熱意を燃やす瞳の離婚に踏み切ったきっかけが、早苗が副編集長をつとめる雑誌だったと判明すると、やはり離婚を考えている美子も加わってさらにヒートアップする…。

    ヒートアップして早苗がバツイチ子持ちとわかるくだりまでは、見ごたえあった。
    瞳も美子も早苗も必死でその表情が魅力的ではあるが、女性のほうに重点をおいているように見え、逆に、男性陣の「離婚」観がよくわからなかったのは狙いなのか。バランスとっても良かったかなと。
    雑誌に左右され早苗に頼るような姿勢の女性らの、芯が通っていなく「離婚」の重みを理解していないとこがシリアスでよかったと思う。当事者になると広い目で見れなくなるし。

    ただ、修造に想いを寄せる先輩・村井(宮地大介)の盗聴&同性愛のくだりが、ちょっと冷めてしまった。TVクルーが調査に来るのが非現実的とも思っただけでなく、周りの反応がシリアスでもなく笑いでもなく、観てて戸惑ってしまった。

    演技は全体的に良かった。
    序盤の暴風雨の際、客が暴風雨の中の来訪者に見えなかった。

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    2012/08/23 23:11

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