「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月) 公演情報 劇団6番シード「「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    楽しー!!!
    バリバリゴリゴリのコメディ。「庶民エンタメ」って感じで、とても楽しいひとときだったなあ。

    60分×2本の構成になっていて、どちらもおもしろかったです。
    欲を言えば、登場人物をクロス(?)させてくれたらな、と。1本目のヒロインが、2本目のチョイ役で登場するみたいな。

    主人公の男探偵(妹尾伸一さん)は、一見、『古畑任三郎』の古畑、『相棒』の杉下のよう。 ま、コメディタッチの刑事役で、オリジナル色を出すってのは難しいのかも。 でも、冒頭シーンはたまらなく可笑しく(繰り返し登場するシーンでもあるのだ!)、魅力的なキャラクターでした。

    もう一人の主人公の女探偵(椎名亜音さん)。彼女が、見事にストーリーに色を添えるんだよなあ。ま、ドギツイ原色なんだけどさ(笑) シーンが進むにつれ、勢いが増してきて・・・いいキャラだよなあ。椎名さん、美人なんだけどね。

    ストーリーは、かなりベタです。当日パンフレットに、犯人書いちゃってるし(笑) でも、まったく飽きない造りになってるんだよねー。「これでもか!」ってくらいにネタをぶち込んでくるし。そもそも、2本立てじゃなくて1本を2時間作品に伸ばすこともできただろうに。 どこまでサービス精神旺盛なんじゃい!って感じ。サイコー!!!

    サービス精神と言えば、この6カ月連続公演ラストということで、それまでの公演の出演者のカメオ出演が。こういうのウレシイなあ。。。

    『天国の待合室』に出演してた八子あゆ味さん・・・すっげー髪盛ってた。色っぺー!!!

    そして、宇田川美樹さん。すごくイイ女なんだけどね。婆さん役なんだよね(笑) 『関ヶ原でダンス』同様、完璧だね、完璧。

    ネタバレBOX

    刑事モノってのは、映画やテレビドラマでよく観てるだけあって、過去の刑事や犯人に投影してしまうとこがあって。

    主人公の男探偵と1本目のヒロイン(町田奈緒さん)との絡みは、『古畑任三郎』の田村正和と堺正章のような緊迫感が。 てか、舞台上の2人は、まさしく正和様&堺正章だった(笑) あっ、町田さんは、とっても可憐できれいな女性ですけども。でも、表情というか醸し出すオーラは、堺正章だったね(←シツコイ)。

    2本目の犯人のオーナーシェフ(小沢一之さん)は、草刈正雄と阿部寛を足して2で割ったようなシブさ。誤解を恐れずに言えば、浮いちゃうほど濃厚(←褒めてます)。

    あまりにも楽しい芝居で、語りつくすことはできませんので・・・最後に一言。

    女探偵(椎名亜音さん)の女子高生コスプレは、「不審者」というより「女装子」です。新宿三丁目の構内でよく見かけます。

    以上!

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    2012/08/18 11:25

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