回想電車999 公演情報 壱劇屋「回想電車999」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    照明 音響 物語 動き お芝居の枠を超えてる
     始まりから、照明で世界を作ります、舞台上から下へ一列のスポットを客席へパンして白から青 点滅 舞台に照明が戻ると、電車の中 切符が999 オレも、 照明が綺麗です、一般の照明の他に、多くのスポットとそのスポットの形が変わる照明が舞台上に5機 舞台後ろに4機 舞台下手客席よりに横から1機 この照明器具2機を使ってるのを最近見て凄いと思った、それが10機、こんな照明 見たことが無い、音響も、低音がドスドス腹に響きますが、うるさいだけじゃない。 作り出す世界も、電車のライトのまぶしさから、回想の世界すべて思いのままに表現して居ました。

     お芝居は、繰り返すシーン 回想するとシーンが繰り返される、人が変わり繰り返す、同じシーンが見方を変えて繰り返す、回送電車が走る、電車は回想の世界と現実をつなぐ乗り物、回想に深さがある。999の意味 あの事件から 999日 明日で1000日目 今夜は、だから思い出して欲しい。 電車で起こった人身事故、それぞれが責任を感じている、しかし自分じゃない。下手な応急処置、脳死状態で生きる、機械を切る。すりを見つかった、見られた、突き飛ばした。 回想を繰り返す事で、はっきり確認して思い出して、1000日目になる。機械の体のメーテル、恋人、そこに関係した人々、 切符を拝見します。切符のNo999が1000になっていた。メーテルは救われた。関係した人たちも救われた。
     照明 音響 物語 動き、一つに成って作り出された世界 芝居と言うジャンルを超えているようにも感じた。

     舞台の端から端まで使って走りるお芝居です。 中でも車掌を演じていた延命さんの表現力、手を抜かない、物語に必要な、動き 運動量は、1分毎にダッシュを2時間繰り返すのと同じ位い、その状況で冷静な車掌が徐々に意思をだす様に変わる演技  この役で、この表現力は、他にいないでしょう。 照明 音響 物語 動き すべてにバランスの取れた面白いお芝居でした。

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    2012/08/15 09:48

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