空に哭く【満員御礼!ご来場誠にありがとうございました!】 公演情報 ポムカンパニー「空に哭く【満員御礼!ご来場誠にありがとうございました!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    最終日観劇です
    かかわりあう3つの話が重なりつつ上手なバランスで演じられていました。
    シリアスで、コミカルで、不思議な話が、台詞=言葉を大事に使っての芝居で演じられていました。なかなか見ごたえがありました。 1時間45分

    ネタバレBOX

    前説などは無く、開場した時点で舞台には役者さんいました。
    いろいろな映像のモノクロコピー紙を
    星空を模した舞台壁に貼ったりしてまして、
    開演時間になると、そのまま暗転などせずに物語のスタートでした。

    不思議な空間→後に賽の河原らしいと判明
    2名の男の会話から転じて、余命いくばくも無いらしい女性とその夫。
    その不治の病の女性の妹と旦那。
    これはシリアスに話が進んでゆくが、
    途中河原が舞台らしい
    カラフルでコミカルな劇団の芝居稽古の舞台も差し込まれて、
    軽く・重く話は展開してゆく・・・。

    河原で釣りなどをしていた男は、ここから動けない狂言回しの役で。
    そこで出会った男は、実は先の姉妹の父親で。
    二人が幼いころに自動車事故で死亡していた。
    その後も二人を見守っていたが、
    姉の方がもう長くなくこちらに来るので、
    ここで待つためにやってきたとわかる。

    姉妹は父親の死での確執があり、大喧嘩しながらも和解。
    そして姉妹2組の夫婦も、
    同じ病気から奇跡的に回復した女性を交えて
    関係が落ち着いてゆく→その女性は霊媒のような存在で、
    狂言回しとなる男性の孤独も癒せそうだと物語は閉じてゆく。

    面白楽しかった劇団員さんは、瓦礫にみたてたコピー紙を
    片付ける作業に意義を見いだす。

    ほんと河原劇団員さんは笑えました。
    台詞の重さや演劇論やらユニークなキャラは楽しかった。
    その分、シリアスな話に絡めるのは大変だったろうなーとは思ったが、
    微妙なバランスで物語に入り込んでいて温度差など感じることは無かった。

    あとは、できれば場面説明をもっとわかりやすくできていたら
    良かったかなーと思ったです。

    2

    2012/08/13 07:17

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  • 松本様

    楽しい劇団員は今後どこかで出てくる可能性はあるのでしょうか?
    出てくれたら嬉しいなぁと思いつつ、
    今後の作品に期待させていただきます。

    長寿郎

    2012/08/30 23:05

    長寿郎様、この度はご来場いただき誠にありがとうございました!
    ネタバレBOXにもたくさん書いていただき、その内容から作品を味わってくださったのが伝わり、とても嬉しく思っております。
    今後も作品のより一層の向上を目指して参ります。
    またのご来場、心よりお待ちしております!

    2012/08/20 06:37

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