夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました! 公演情報 TOKYOハンバーグ「夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    とても素敵でした
    目に見えない、抱きしめることも、握りしめることもできない、《絆》を、確かな存在と感じました。
    逃れることのできない日々や現実は、時に残酷だったり切ないけれど、それ以上に、人の優しさや温もりのこもった、とても素敵な作品でした。

    ネタバレBOX

    主人公の真知子(相原奈保子さん)、蓮(光藤依里さん)が、秀逸でした。『口紅を初めてさした夏』が、大好きだった自分としては、勝手ながら私の中では、独り歩きしてる真知子と蓮の7年後が、イメージ通りで、物語に引き込まれて、感情移入しっぱなしでした。
    7年前の真知子は、女の脆さを支える気丈さが見えたが、7年後の今回は、脆さを知る故の優しさ温もり女らしさが、素晴らしかったです。

    店の従業員や客達の言動も、とても自然に、丁寧に描写されていたが、反対語の連呼は、ややクドク感じちゃいました。

    母から受け継いだスナックを経営する真知子だが、店の業績が振るわないので、閉店売却し、結婚を考えていた。
    幸せの象徴のハズの『結婚』と言う2文字に、手放しで喜びに酔えない真知子。
    7年の歳月が癒してくれたとはいえ、未だ忘れられないことも、あった。その想いに終止符を打つ為であろうか?婚約者と婚前旅行に、行っていた。

    そんな折りに、7年振りに蓮が、店を訪れる。
    7年たっても、変わらない人々や、変わってしまった事、、
    子供の頃には、解らなかった事や、亡き父の想いも、今なら受け止められるように、成長した感の蓮でした。

    真知子との再会を諦めて、手紙を残し、長野に帰ろうとする蓮。
    そんな時に、予定より早く帰国した真知子との再会。
    蓮の溢れる想いと涙を、受け止める真知子。
    言葉なんかいらない二人の姿には、号泣しちゃいました。

    7年前の別れ『口紅~』は、未練というか、心がどこかで立ち止まったままの二人だが、再会、そして、それぞれが選んだ道によって、よりいっそう大切で、素敵な想い出に昇華し、新たな一歩を踏み出せたように、感じられた。
    切なさは、ぬぐいきれないが、戻る事はできなくても、『その人がいたという存在』が支えてくれ、『時が過ぎる』優しさを感じる素敵な作品でした。

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    2012/08/04 23:00

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  • Rezar様

    ご来場ありがとうございました!

    2年前にご覧いただいて、昨日また再演、続編・・・と。
    いつも温かく見守ってくださり、私も昨日は胸がいっぱいになりました。

    今後も応援していただけるように、頑張って参ります。

    ありがとうございました!

    ※またご感想お待ちしております!

    2012/08/05 16:45

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