夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました! 公演情報 夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    (’o’)
    よかった。
    「口紅を初めてさした夏」を先に観てないともったいないかな。

  • 満足度★★★★★

    何度も観たくなる
    町子と蓮の繋がりが、激しさから始まっ成長したた口紅から一転、優しさに満ちていたのが良かった。柔らかくなった相原奈保子さんの町子と百光年の詩から更に成長した光藤依里さんの蓮がお互いを思う気持ちに感動でした。

  • 満足度★★★★★

    無題439(12-182)
    19:30の回(曇)、18:35会場着、受付(今夜も半券割引)、19:00開場、昨夜は「口紅」の2回目、今夜も2回目で順序通り、①手紙→口紅②口紅→手紙、で4公演でした。19:37開演〜21:12終演。2012年夏、ずっと大切にしていきたいお芝居に出会うことができました。

    ネタバレBOX

    やはり①の逆のパターンですと何箇所かセリフの背景がわからず「工藤さん」とは誰だろう(説明はあるけど、なぜここで名前が?)、蓮のセリフ(7年前のものに重ねて)に込められているもの、なぜ蓮は最初…踊り場で(「知り合い?」「えっ?」)、あるいは、確かに「ラベル」は違う(教えていただかなければ気がつかない…もっと修行しなければ)、グラスはあの時のグラスでお話しはこのグラスの中へ閉じてゆく、この2番目の椅子であること、「口紅」と「手紙」はこのテーブル、海の思い出、母になろうとしたこと(役所の封筒)…、桃太郎で出会い(OPEN)、浦島太郎で時を隔てまた出会う(CLOSED)..そういう構造だったのか。

    触れずともその手の温もりが伝わってくるようで、哀しさも、寂しさも、そして愛おしさも、自らのもののように全身に伝わり、やがてゆっくりと冷めてゆき、夏は終わった…そんなお芝居でした。

    終演後、大西さんにお聞きしたところでは、8月末の上演を考えていらっしゃったそうで(劇場の都合でこの日程に)、もし、そうなっていたら8/31に(何回目であっても)みに行っただろうな、なんて想像。

    長澤さんは両作品にご出演、今と過去/今と未来をつなぐキーワード的な役回りで、とにかく自然体、いつ目をやっても「由美」としてそこにいる...。

    今夜は金重さんが、スタッフとして場内にいらしたので何気にみると、胸にかけているのは「口紅」と書かれたカード、これは各チームともそうなっていたのか...。

    個人的にはですね、これから7年後をみてみたいなと思うのですね。7年前、蓮が真知子に言ったようになっているのだろうか...。
  • 満足度★★★★

    やはり切ない
    蓮ちゃんの演技がよかった。感情が入ってて感動しました。
    あれから2年。早いなぁ。
    相原さんの出番がもっと欲しかったです。
    切ない気持ちが心地よいお芝居でした。

  • 満足度★★★★

    そうだったんだ
    あのときのあれは何だったんだろう。

    ネタバレBOX

    『口紅を初めてさした夏』のラストで、ドアがカランコロンと鳴ったのは蓮ちゃんが走って戻って来たことを暗示しているのではないかと思っていたのですが、そうではありませんでした。

    7年前の夏はあのまま実母と伴にロンドンに行き、5年前に祖父母の一人が亡くなったため介護も兼ねて長野に戻り、最近もう一人も亡くなり、現在は一人暮らしをしながら高校に通っている清水蓮、17歳ということでした。

    あのカランコロンは何だったんでしょう。

    一方、スナック響子のママ真知子は新しい恋人との結婚が決まっていて、店を8月中に手放そうとしています。蓮が訪ねてきたのは丁度婚約者とヨーロッパへ婚前旅行に行っているときでした。

    店の誰も、あのとき真知子が目黒区役所に蓮の小学校編入手続きに行っていたことを話さず、戻ってきた真知子もまたその話をしなかったので、蓮は全く真知子の思いを知らないままで終わってしまいました。むしろ子供嫌いの真知子という印象を持ったままのようでした。切ないです。

    蓮と真知子の小さな幸せを想像していたので、この後日談は観なかった方が良かったのではないかとも思いました。ただし、光籐依里さんの涙は素敵でした。

    蓮がいたら真知子の再婚話も無かったかもしれませんし、彼女たちの人生をどうこうできる立場でもないし、『口紅…』初演から二年間彼女たちのことを忘れていたのですから、素直に受け入れます。

    ところで、狭いスナックです。ああいう配置ならソファーは壁にピッタリくっつけてフロアを少しでも確保するはずです。ソファーの後ろに人が回ったときに違和感を覚えました。
  • 満足度★★★★★

    とても素敵でした
    目に見えない、抱きしめることも、握りしめることもできない、《絆》を、確かな存在と感じました。
    逃れることのできない日々や現実は、時に残酷だったり切ないけれど、それ以上に、人の優しさや温もりのこもった、とても素敵な作品でした。

    ネタバレBOX

    主人公の真知子(相原奈保子さん)、蓮(光藤依里さん)が、秀逸でした。『口紅を初めてさした夏』が、大好きだった自分としては、勝手ながら私の中では、独り歩きしてる真知子と蓮の7年後が、イメージ通りで、物語に引き込まれて、感情移入しっぱなしでした。
    7年前の真知子は、女の脆さを支える気丈さが見えたが、7年後の今回は、脆さを知る故の優しさ温もり女らしさが、素晴らしかったです。

    店の従業員や客達の言動も、とても自然に、丁寧に描写されていたが、反対語の連呼は、ややクドク感じちゃいました。

    母から受け継いだスナックを経営する真知子だが、店の業績が振るわないので、閉店売却し、結婚を考えていた。
    幸せの象徴のハズの『結婚』と言う2文字に、手放しで喜びに酔えない真知子。
    7年の歳月が癒してくれたとはいえ、未だ忘れられないことも、あった。その想いに終止符を打つ為であろうか?婚約者と婚前旅行に、行っていた。

    そんな折りに、7年振りに蓮が、店を訪れる。
    7年たっても、変わらない人々や、変わってしまった事、、
    子供の頃には、解らなかった事や、亡き父の想いも、今なら受け止められるように、成長した感の蓮でした。

    真知子との再会を諦めて、手紙を残し、長野に帰ろうとする蓮。
    そんな時に、予定より早く帰国した真知子との再会。
    蓮の溢れる想いと涙を、受け止める真知子。
    言葉なんかいらない二人の姿には、号泣しちゃいました。

    7年前の別れ『口紅~』は、未練というか、心がどこかで立ち止まったままの二人だが、再会、そして、それぞれが選んだ道によって、よりいっそう大切で、素敵な想い出に昇華し、新たな一歩を踏み出せたように、感じられた。
    切なさは、ぬぐいきれないが、戻る事はできなくても、『その人がいたという存在』が支えてくれ、『時が過ぎる』優しさを感じる素敵な作品でした。
  • 満足度★★★★★

    無題433(12-176)
    19:30の回(晴、一時降ってましたが上がりました )。蒸し暑い晩です。21:15終演予定とあります。18:30受付(整理券あり「当日入場待ち整理券 NO.00」5分前までに戻るよう注意書きあり:ラミネート加工されたカード)、19:00開場。スナックが舞台。下手にカウンター、電話機、後ろの棚にはボトル、グラス、お皿、スツール(5脚)。正面奥には階段、登ってお店の入口。上手、ガラス製のテーブルとソファ(黒)。「口紅〜」は来週みる予定。19:25場内アナウンスによる前説、19:31開演~21:08終演。

    いけません、本作は私が一番弱い「娘/父」物。ですので、個人的なフィルターを通じ、舞台はゆっくりと感情を溶かし込み、アルコールの作用によらない酔いがカラダを包むのでした。

    柔かい照明、時に強く、時に悲しげ…場面転換の間も情心は続き、物語は途切れることなく最後のグラスにたどり着きます。いいお芝居をみた後、あの人はこれからどのような人生を歩むんだろう…この人は…なんて考えてしまいます。ひとりずつまっすぐ立ち上がり、正面(これは自身の人生のようにもみえました)を見据え、静かにこのスナックを後にする。
    光藤さんが演じた、蓮、きっと寂しさを忘れない大人になるんだろうな...。

    いろいろ思い出していて...もう一回みに行ってしまう気がする。

    ネタバレBOX

    数えてみると、光藤さん4作目。本劇団3作+遊戯ヱペチカトランデ1作。

    最初のシーン、グラスの氷を指先でかき回し、「真夏の夜の夢」...悲しげなトーンと指輪を見つめるなんとも言えない表情。登場人物の関係が最初よくわからなかった部分あるものの「口紅」をみるとまた違ったものが見えてくるのではないかと思っています。

    娘を持つ身として、高校生の娘という設定に感じるものが多い、というかなんというか、理屈ではなく...それも光藤さんが演じるとなると...だめですね、じっくりみようとか、そもそも演劇とは...なんてことはどこかに行ってしまうので。

    五十嵐センセのボトルは、毎回、ちゃんとでてきた...。



  • 満足度★★★★

    大人だって寂しい
    希望より悲しさだけが残った。

    ネタバレBOX

    移ろいゆく時の寂しさとともに、分かり合えたとは思えない義理の親子の離別。 やるせない気持ちのまま終わってしまった・・・。 人生は感動的なことばかりではないけれど、こんな夏の終わり方はいやですね。 
  • 満足度★★★

    少し違った
    いつも、楽しく見させているが、今作は何を訴えているのかがよくわからなかった。決して悪いというわけではないが...
    後、好き、嫌いなどの反対語を連呼するが、これも好みではなかった。

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