非実在少女のるてちゃん 公演情報 笑の内閣「非実在少女のるてちゃん」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    ちょーぜつバカバカ
    会場入って、前説(コント)が始まった辺りから、何だかいつもと客席の雰囲気が違うなという感じがしました。反応が良いというか、役者への笑いや拍手や時々相槌まで入って、場内の人たちノッテるなぁと感じました。演劇好き、というより笑の内閣好きが集まってるのかなという印象です。僕は初見でしたが、開演して5秒で心もってかれました。馬鹿馬鹿しくてヤバイ、超ヤバイです。役者が男女共に格好つけてなくて、自然体で、かつ体当たりなのも好印象。元ネタを全部わかる人いるんだろうかってくらい、メジャーなものからマニアックなものまで色々なパロディーや風刺がありました。(物販で売ってるパンフレットに細かい文字でびっしりネタバレ書いてありました。)でも、笑わせるだけで終わらせない物語が心地よい。押し付けがましくない、等身大の作者のメッセージに僕はとても共感しました。「非実在青少年」を巡る青少年育成条例の問題が整理されて、当時(2010年)の様子もよくわかりました。日替わりゲストもアフタートークのゲストも豪華っっ。非常に楽しかったです。

    ネタバレBOX

    初日だったのか、それが持ち味なのか台詞はカミカミな場面も。小道具が落ちっぱなしのシーンもあったし、歌もダンスもグダグダな場面も。でも、別にそんなの気にならない位勢いがあって、ウケようがウケまいが全力で演技してる感じが良かったです。

    ベタなお約束やそれに突っ込みを入れるドタバタ劇を多用しつつ、キレイな格好したPTA評議会会長が床を転がったり、日替わり刑事をゼイタクに使ったり(金八先生の往年の名シーンのパロディですが、今の若い子は知らないのでは)と体張ってるなというシーンも多くて楽しめました。ラストのエヴァのシーンも爆笑でした。(こっちは逆に年配の観客の方がポカンとして見てました…。)

    悪の都知事と、それに対抗する正義のヒロインというわかりやすい勧善懲悪ものに仕上げつつ、警察OBの天下りの話や違憲逮捕につながりかねない問題があるなど、管理社会への批判と表現の自由の重要性をしっかり訴えて、訴えるシーンが続くと、それをまた茶化して。ヴォルテールやマルチン・ニーメラの有名な言葉も、この公演見て初めて知りました。全体通して笑いとマジメとバランスが取れてると思います。また、是非東京に来て欲しいです。

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    2012/08/04 01:32

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