保母、処女 公演情報 ホントに、月刊「根本宗子」「保母、処女」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    芦田愛菜
    1200円位、30分位で、十分楽しめる。

    ネタバレBOX

    とある私立保育園。ダンス遊戯のネタを考えるため、始業より一時間早く集まるはずだが、尾崎桃子が遅刻してくる…。

    片桐はづき…処女をこじらせた27歳。几帳面。尾崎の虚言癖が気に入らない。芦田愛菜が嫌い。
    前園あかり…ほぼ処女とのことだが、実際は園児の父との不倫で前の保育園を解雇された。飴が精神安定剤。
    尾崎桃子…不思議ちゃん系のめんどくさい女。

    前園の「精神的に処女」って発想が突飛で面白い。片桐と尾崎の喧嘩に挟まれるも、職場に本音はいらない、問題なく仕事できればいいってドライな思考と独特の男性観(誰かと結婚しているか付き合っている男は、誰かが選んでいるのだからハズレでない)もイイ。アバウトな性格が、作品の重心をうまくとってた。
    片桐は、イライラ演技がうまい。落ち着いているようで意外とねちっこいというか、子ども思考というか。けっこう愛すべきキャラ。一番、「女」してたのかも。
    尾崎も、不思議ちゃんな感じが出てた。もっと飛んでても良かったけど。

    単純に会話が面白い。「女」ってものをわかりやすく加工して舞台に上げてみせてくれた。

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    2012/07/16 00:16

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