満足度★★★★
美しい演出!素晴らしい演技!
チラシのコピーに書かれていましたが「世界は、一滴の血から始まったアニメーション。」
この言葉に集約されているかも知れません
光を使ったシーンに奏でる音楽♪
その美しさはまるでファンタジー映画の様に役者を映し出す!
その役者さんもそれに応える様に素晴らしい演技♪
少しでも綻べばチープな話しになってしまいかねない話しを見事に演じきってました♪
何と言っても障害を抱えている役のお二人!
木場夕子さんとふくだひと美さん(劇団フジ)が素晴らしい!
モノ言わぬ演技ながら感情が伝わってきます♪
2人が出会うシーンなんて、思わずズルいって思うほど温かい気持ちにさせてくれます♪
それともう1人、子役の朴賢志くん!
小劇場の舞台でここまで自然に演じきった子供を観たのは初めてです♪
(そりゃ~アニーを見た人からすれば普通だと思うかも知れませんが…(^_^;) )
話しは良くある内容ですがそこには作・演出の金哲義さんのエッセンスがふんだんに盛り込まれています!
いつもながら人間の現実に向き合い、
一歩を踏み出す前向きで温かい気持ちにさせてくれる♪
一つだけ気になったのは現実にはそんな素敵な言葉で語らないなぁ~と⁉
聞いた事あるのは金八先生ぐらいでしょうか…⁉
あっ!あれも現実ではないか…(^_^;)
なんとも素敵なお芝居でした♪